LINE公式アカウントの活用のために、Lステップを導入したタイミングでよく直面する不具合があります。
- 設定した機能が想定した通りに動かない
- 自動配信の機能が起動していない
- Lステップから配信できない など
せっかく詳細に設定までしていざ運用をはじめてみたら、不具合で不安になる方も多いようです。
この記事では、Lステップでよくある不具合と、その解決方法と注意点について詳しく紹介します。
最後まで読んで、不具合を起こさないための知識や注意点、万が一の場合に対処する解決方法の参考にしてください。
Lステップでよくある不具合とは
Lステップでよく起きる不具合はどんな内容か、何が原因か把握しておきましょう。
- LINE公式アカウントが停止される
- Lステップのメッセージが配信されない
- Lステップの自動配信設定が機能しない
よくある不具合を一つずつ説明します。
不具合① LINE公式アカウントが停止される
LINE公式アカウントが、突然停止され運用そのものができなくなります。
いわゆる垢BANです。
Lステップを導入して運用する方の多くは、「集客・売上拡大」を目的にされています。
そのため、配信の内容に「稼ぐ・儲かる」といったワードを含んだメッセージを送信する場合もでてくることもあるでしょう。
しかし、今あげたワードは、LINE公式アカウントの規約に反するワードです。
特に、LINE公式アカウントからの一斉配信は、チェック対象のため垢バンのリスクが高くなります。
これは、LINE公式アカウントで使うワードに気をつけるだけで対策可能なので、一度規約を見直してみてください。
不具合② Lステップのメッセージが配信されない
Lステップからメッセージの配信ができないことがあります。
この不具合の要因で挙げられるのは、初期設定のミス。
導入時の初期設定はとても重要で、運用代行をしている弊社でも慎重に行う設定箇所です。
初期設定のミスに関しては、不具合が生じた箇所を特定して再設定をすれば解決できます。
- 初期設定から変更できない箇所に原因がある場合は、再設定ができません
- その場合は、Lステップを一度解約して再契約するといった手間が発生します
Lステップの導入、特に初期設定や運用に関する設定で少しでも不安がある場合は、弊社の認定サポーターへ気軽にご相談ください。
お困りごとをしっかりお聞きし、一番最適で効率的な運用が叶うお手伝いをいたします。
運用の目的や目標に向かって、二人三脚ですすめて参ります。
不具合③ Lステップの自動配信設定が機能しない
Lステップの最大の武器ともいえる自動配信が機能せず、友だち情報も得られなくなります。
これはよくある不具合の一つで、LINE公式アカウントの応答設定のミスによるものです。
また、キーワード設定が間違っている可能性もあるため、確認してみるとよいでしょう。
キーワード設定のミスでは、文字内に余分なスペースがないかを確認してみてください。
例えば、①「キーワード」②「キー ワード」パッと見ると分かりませんが、②にはキーの後に半角スペースが入ってしまっています。
少しの違いで反応しない場合があるため確認が必要です。
特に、今までLINE公式アカウントを運用してきて、Lステップを導入された方に多い事象になります。
せっかくの自動化を見込んだ設定も、メッセージの配信がされないままでは、集客に必要な友達の情報収集もできません。
応答設定のミスは、Lステップの自動化、友だちから来るメールやリアクションも反応しない・できない状態になります。
自動配信や、友だちから反応が来なくなったなどの不具合が起きた場合に確認したいポイントです。
Lステップでよくある不具合の解決方法と注意点
ここからは、Lステップでよくある不具合の解決方法と注意点を紹介します。
不具合①の原因|LINE公式アカウントから一斉配信
LINE公式アカウントから一斉配信が原因で、アカウントを停止される不具合について解決方法と注意点をお伝えします。
これは全ての方に当てはまるものではなく、LINE公式アカウントが定める規約に反した場合に起こります。
特にLステップでは、集客・売上を上げるための導入の経緯があり「稼ぐ」「儲かる」のワードが含まれたものが多いようです。
LINEヤフー株式会社によって、LINE公式アカウントで利用できない業種・業態・商品・サービスを定義しています。
詳しくは、LINE公式アカウントガイドラインで確認してみてください。
そのため、禁止されているワードで配信してしまうと、即アカウントが停止する垢BANの対象となるリスクが高まります。
不具合①の原因|LINE公式アカウントから一斉配信
[解決方法]
[注意点]
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◾️垢BANされると
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垢BANは一度されてしまうと、何かと後処理が大変になるため、極力避けたい不具合です。
不具合②の原因|初期設定のミス
続いて、初期設定のミスが原因で、運用の要になるLステップからメッセージが配信されない原因の解決方法と注意点をお伝えします。
初期設定のミスは、起こるべくして起こる不具合の一つで、弊社のような運用代行会社へ任せる。
もしくは、設定マニュアルを読み込んで間違えないように設定していただくことが重要です。
初期設定についても、変更の効かない設定部分は再設定ができず、解約・再加入をするケースもあります。
ご自身で設定する場合は慎重に行いましょう。
不具合② Lステップのメッセージが配信されない
[解決方法]
[注意点]
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初期設定のミスは、設定の不具合により、垢BAN同様に解約・再契約が必要になることもあります。
最初の一番重要なポイントになるため、不安な方は設定を運用代行会社へ任せるのが安心です。
弊社でも、Lステップ専任の認定サポーターが在籍しており、Lステップの導入前のご相談から、導入・運用後もご利用者様から相談やアドバイスをしております。
おひとりお一人のご希望や目的に合わせたLステップの運用方法を提案し、一緒に構築するお手伝いをさせていただいています。
少しでもLステップに興味を持たれた方、現在運用中でもっと効率的な運用へ方向転換されたい方などは、お気軽にお声掛けください。
不具合③の原因|LINE公式アカウントの応答設定
次は、Lステップの自動配信が機能せず、友だち情報も得られない原因の解決方法と注意点をお伝えします。
この不具合は、Lステップの運用をはじめてから起こりやすい不具合の一つで、一番多いといってもいいくらいです。
自動配信の機能が動いてないなと感じたときは、紹介する解決方法の確認をしてみましょう。
ほとんどの場合に当てはまりますので、ポイントを把握しておくと便利です。
不具合③ Lステップの自動配信が機能しない
[解決方法]
[注意点]
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注意点の2つ目にあるチャット履歴を見るために、設定をチャットモードへ変更される方が多くみえます。
チャットモードへ変更してしまうと、Lステップの機能が一切反応しなくなります。
Lステップが反応しなくなると、もう1つ大きな障害としてユーザー側の行うクリックや操作も止まってしまい混乱を招くことになりかねません。
また、登録している友だち情報も更新されなくなります。
◾️補足
Botモード 手順|設定>応答設定>Botをクリック ユーザーのメッセージに対して自動メッセージを返信する機能です。 名称はロボット(robot)からきています。
Webhook 手順|設定>応答設定>Botをクリック>Webhookオンをクリック Webhookとは、Webアプリケーションでイベントが実行された時に、外部サービスにHTTP で通知する仕組みを指します。 |
Botモードを設定すると、Webhookが使えるようになるため、外部サービス(ここではLステップが該当します)へ通知される仕組みです。
そのため、Botモードを解除(チャットモードにする)すると、必然的にWebhookもオフになり、Lステップの反応がなくなります。
Lステップの不具合を理解して効率いい運用をしよう
この記事では、Lステップでよくある不具合と解決方法と注意点を紹介しました。
何気ないことが、LINE公式アカウント・Lステップにとって大きな影響を及ぼします。
配信内容や設定の大切さ、万が一不具合の事象が発生したときは焦らず、どんな状態で何が原因か探ってみましょう。
探った結果から一つずつ丁寧に確認して、問題や原因がわかればその後の対処も可能です。
どうしても、問題や原因がわからない場合は、私たち認定サポーターへお声掛けください。
不具合の原因を見つけて適切に対処いたします。
その他、運用面のお困りごともお気軽にお問い合わせいただければ、お話をお聞きした上でしっかりお悩み解決いたします。