新機能Lフレックスとは?できることと注意点まとめ
新機能Lフレックスとは?できることと注意点まとめ

株式会社Maneql(マネクル)さんが2024年7月に開催した「Lステップビジョンミーティング」の中で発表された追加機能の一つ、新機能「Lフレックス」が2024年9月24日に正式リリースされました。

 

この記事では、Lフレックスとは何か、できることや注意点について詳しく解説していきます。

新機能Lフレックスとは?

引用元|株式会社Maneql

 

Lフレックスとは、LINE公式アカウントのフレックスメッセージを利用できる機能です

 

通常のLINEメッセージでは、テキスト、画像、動画など1種類しか配信されません。

Lフレックスは、ブロックやパネルを組み合わせることで、より繊細なレイアウトが可能になります。

 

フレックスメッセージとは

Flex Messageは、通常のLINEメッセージに比べ、より豊かでインタラクティブなレイアウトが可能なメッセージです。通常のLINEメッセージでは、テキスト、画像、動画など1種類のソースしか配信されません。しかし、Flex Messageでは、CSS Flexible Box(CSS Flexbox) (opens new window)の仕様に基づいて、レイアウトを自由にカスタマイズできます。

Flex Messageの構成要素は、コンテナ、ブロック、コンポーネントです。各Flex Messageは、メッセージバブルを含むコンテナという単一の最上位構造を持ちます。コンテナには複数のメッセージバブルを含めることができます。バブルはブロックで構成され、ブロックはコンポーネントで構成されています。

Flex Messageでは、テキストの書字方向を左から右(左横書き)、または右から左(右横書き)に指定できます。

 

フレックスメッセージとは

 

新機能Lフレックスでできること

新機能のLフレックスを使うと、より柔軟に視覚に訴えかけられるメッセージ配信が可能になります。

 

 

画像やテキストなど自由な順序で設定できる

Lフレックスは、作成時に好みに合わせて画像やテキスト、ボタンの配置を自由に決められます

 

画像や動画、ボタンも配置可能です。

下記画像①の再生から動画を見られます。

会社の採用や担当者紹介、セミナーの申し込み訴求動画など、シーンに合わせて設置できます。

動画の最後に公式ページやアンケートフォームなどへ誘導することが可能です。

 

引用元|株式会社Maneql

 

画像や動画を配置することで、視覚的効果も生まれ、より興味関心を引くことができます

 

再生ボタンの下に名前を挿入できるので、興味ある方を誘導しやすくなります。(下記の画像は「花子さんにおすすめ」を挿入した例です。)

 

引用元|Lステップサイト

 

よりリアルに雰囲気を伝いえたい場合には、右の画像にある動画を挿入して直接メッセージを伝える方法も効果的です

 

さらに、自社カレンダーや友だち情報欄を活用したポイントカード、サンクスメッセージの配信なども可能です

カレンダー

ポイントカード

サンクスメッセージ

引用元|Lステップサイト

 

Lフレックスは、自社のイメージアップやリピーターの獲得に活用できる機能がたくさん詰め込まれています。

 

Lフレックスは画像やテキストを横にスクロールできる

Lフレックスは、最大12枚のパネルを横にスクロールして見てもらえます

 

店舗のスタッフ紹介や、複数のお知らせなど自由に12枚のパネルで表現可能です。

テキストやボタン、下線などの装飾ができるので、強調したい箇所や企業、店舗のブランドイメージを作成できます。

引用元|Lステップサイト

 

オリジナリティあふれたメッセージで、友だちに自社のアピールしましょう

 

最大1万文字までの長文を配信できるため、画像と組み合わせたメッセージ配信で企業のLPのようなページ作成も可能です

 

引用元|株式会社Maneql

 

アクション設定ができる

Lフレックスは、動画や画像、ボタンにアクション設定できます

 

例えば問い合わせボタンを設置した場合。

 

ボタンをタップすると起きるアクション
  • テンプレート送信
  • 回答フォーム送信
  • タグ追加

     

    上記のようなアクションの実行が可能です。

     

    名前や友達情報、共通情報を挿入できる

    Lフレックスでは、アクション設定と同様に「名前・友だち情報・共通情報」を挿入可能になります

     

    下記のように、あらかじめ設定した共通情報を、各ブロックへ挿入して個別感の演出が可能です。

     

    挿入できるブロック
    • タイトル
    • テキスト
    • ボタン

     

    引用元|Lステップサイト

     

    送られた友だちは、より特別感を感じられ企業や店舗の信頼関係を強くします

     

    【メッセージ配信例】

    メッセージ配信では、ページの先頭から表示されるため、送られた側は最初のページから読みすすめられます。

    そのため、企業や店舗側は、見てほしい重要な部分をタイトルや先頭ページに配置しておくと、訴求力の強化につながります

     

     

    引用元|株式会社Maneql

     

    商品訴求の強化に加え、リアルタイムに情報を配信するとより訴求効果も高くなるのでおすすめです

     

    限定クーポン配布の場合、残りの残数を表示して限定や特別感を演出することも可能です。

     

    引用元|Lステップサイト

     

    新機能Lフレックスの活用は、運営側にとって商品訴求しやすく集客や収益増加に繋がる機能です。

    さらに自社商品の魅力を伝えるために、組み込んでいきましょう。

     

    弊社では、Lステップを導入されている方の設定や運用をサポートしています

    これからLステップの導入を考えている、現状導入して運用している方で、新機能「Lフレックス」について知りたい、設定方法がわからない方は、お気軽にお声かけて下さい。

    弊社のLステップ認定サポーターが、個別相談の対応をさせていただきます。

     

    Lフレックスを活用するメリット

    ここまで、Lフレックスでできること(機能性)について紹介していきました

     

    ここからは、Lフレックスを活用するメリットについて触れていきます。

     

    Lフレックスのメリット
    • クリック率の向上につながる
      テキスト文章にボタンを挿入することで、クリック率の向上が見込める。
    • ユーザーに合うメッセージの配信ができる
      友だち情報を入れられるので、より個人的でパーソナルなメッセージを作成できる。
    • 成約率のアップにつながる
      LINEからLPへスムーズに遷移させることで、ユーザーの離脱を減らし成約率アップが見込める。
    • 商品の魅力的な訴求ができる
      動画・画像・テキストを活用して、より魅力ある商品訴求が実現でき、商品の特徴や魅力を多角的に伝えられる。
    • リアルタイム情報を活用した訴求ができる
      共通情報などを活用し、リアルタイムに「残り●席」とカウントダウンができるため、受け取り側の特別感を演出できる。
    • 柔軟なアクション設定ができる
      ボタンの配置ができるので、URLにもさまざまなアクションを設定できる。

     

    Lフレックスを活用して、コンテンツを作り込んでいくと、今まで以上の結果につなげることが可能です

     

    Lフレックスの注意点

     

    Lフレックスを使用するにあたり、注意する点はさまざまあります。

     

    ここでは、注意点をまとめてみました。

    Lフレックスを使用する際の注意点
    • プロプランのみ使用できる
      Lフレックスはプロプラン専用の機能です
      スタートプラン、スタンダードプランでは利用できないため、活用する場合は、プロプランの契約が必要となります。
    • 動画ブロックは1つまでしか設定できない
      動画ブロックは1つのフレックスメッセージの1番目にしか設定できません。
      複数の動画や、1番目以外に挿入できないため、目につく効果的な動画を厳選して設定しましょう。
      また、動画を挿入した場合、複数パネルの作成もできないため縦長の配置をおすすめします。
    • 動画ブロックではすべてのアクション設定はできない
      動画ブロックのアクションは5つのみ設定が可能です。
    1. URLを開く
    2. 回答フォームを開く
    3. 電話をかける
    4. LINEアカウントを友だち追加する
    5. メールを送る

    一方、画像ブロックは、上記以外にもさまざまなアクション設定が可能です

    • URL1つに対しアクション設定は1つのみ
      Lフレックス内に同じ複数のURLが設定された場合は、1つのURLとして表示されます。
      そのため、アクション設定も同じものになります。
    • 使用する容量に注意する
      パネルごとに、保存できる容量に上限設定があります。
      そのため、容量を超えた場合は保存できません。
    • Lサイズを使用した場合、複数のパネル作成ができない
      通常12枚のパネルを設定できるが、Lサイズでパネル設定した場合は複数の作成ができなくなります。
      複数のパネルを使用する場合は、標準サイズで作成しましょう。

     

    LフレックスでLINEマーケティングはさらに進化する

    この記事では2024年9月24日、Lステップからリリースされた新機能「Lフレックス」を紹介しました。

     

    このLフレックスのリリースで、Lステップの利用価値は大きく進化します。

     

     

    今後も新たな新機能がリリース予定ですが、今のうちに「Lフレックス」を使いこなして、ビジネスの幅を広げておきましょう。

    これからリリースが予定されている新機能を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

     

    弊社では、Lステップを導入されている方の設定や運用をサポートしています

    これからLステップの導入を考えている、現状導入して運用している方で、新機能「Lフレックス」について知りたい、設定方法がわからない方は、お気軽にお声かけて下さい。

    弊社のLステップ認定サポーターが、個別相談の対応をさせていただきます。

     

     

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