Lステップには、LINE公式アカウントの運用を効率的にする便利な機能がたくさんあります。
便利な機能も内容を知らないと使いこなせません。
この記事では、実際にLステップに備わっている全機能にはどんなものがあるのか、カテゴリ別に初心者でもわかりやすく紹介していきます。
これからLステップの導入を検討している方は、最後まで読んで参考にしてみてください。
初心者向けLステップ全機能まとめ
ここからは、Lステップにどのような機能が備わっているかカテゴリに分けて紹介していきます。
上記7つのカテゴリについて、詳しく説明していきます。
コンテンツ機能
LINEを開いた1ページ目、表紙となる部分の機能です。
登録してくれた友だちに魅力あるメニュー表示をしてくれ、クリック率や購入衝動を高める仕組みを配置できます。
リッチメニュー
引用元|Lステップサイト
LINE公式アカウントにもある、1ページ目の下段に配置されたボタンをアレンジできる機能です。
リッチメニューを使い、友だちに運用イメージを伝えたり、サービスを提供したりできます。
LINE公式アカウントのリッチメニューと異なる点は、ユーザーごとにカスタマイズができること。
新規登録者や既存者向け、セミナー予約の受付済みなど用途に合わせた設定ができて、メニューも最大20個まで配置可能です。(LINE公式アカウントは6個)
⚫️リッチメニューについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください
Lメニュープラス
引用元|Lステップサイト
Lメニュープラスは、リッチメニューのカスタマイズを簡単にするための機能です。
通常、カスタマイズには専用の画像が必要となります。
ですが、このLメニュープラスの機能を使うと、あらかじめ準備されている画像やテンプレートを使用できて簡単にリッチメニューの変更ができます。
Lメニュープラスで、あなただけのリッチメニューを作ってコンテンツの顔になる部分を作りましょう。
⚫️Lメニュープラスをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください
トーク機能
ここからは、Lステップで友だちと対話につかう機能を紹介します。
円滑なコミュニケーションができる一方で、個人情報の取り扱いに関して細心の注意も必要となります。
個別トーク
個別トークは、Lステップ内で使える1:1で対話ができる機
能です。
友だち追加をした直後から使えるという特徴を持ち、タイムロスなくコミュニケーションが取れます。
また、トーク履歴も見れるため、どんな内容でやり取りしていたかを確認できます。
一覧から受信した順番に応対をしたり、必要に応じて人を選定したりできる特徴があります。
オペレーター機能
引用元|Lステップ公式ブログ
オペレーター機能は、Lステップの個別トークに特化したオペレーター画面を表示できます。
そのため、個人情報の漏洩や誤操作により必要な情報を削除しない(されない)ように操作権限を設ける機能も備わっています。
複数人で運用する場合は個人情報の取り扱いには十分に注意してください。
過去に起きた情報漏洩の事例でもヒューマンエラーによる漏洩が問題視されています。
2023年に上場企業やその子会社が公表した個人情報の漏えい・紛失事故は175件(前年比 6.0%増)
前年(592万7,057人分)の約7倍にのぼる4,090万8,718人分(同590.2%増)と大幅に増加している結果もでています。
内訳では、「ウイルス感染・不正アクセス」の93件(構成比53.1%)が最も多く、次いで「誤表示・誤送信」が43件(同24.5%)と続きます。
メール送信やシステムの設定ミスなどの人為的な要因により情報漏洩しているのが現状です。
ミスを防ぐためにオペレーター機能を使って、必要最低限の情報閲覧と編集権限を設定して万が一のリスクを最小限にしましょう。
配信機能
次は配信機能について紹介します。
Lステップの配信設定には、ユーザーの属性ごとに分けて配信設定ができる機能があり、友だちに寄り添ったメッセージ配信が実施できます。
シナリオ配信
引用元|Lステップサイト
あらかじめ準備したメッセージを、基準日から設定通りに自動配信してくれる機能です。
メッセージの作成には、最終的な目標を定めて段階的に配信内容を作り込みます。
商品やサービス、コンテンツを販売する中で、商品をアピールして一人一人にセールスすることができます。
一度メッセージを作成しておけば、毎回メッセージを打つ手間も省け配信し続けることが可能です。
24時間いつでも自動対応してくれるので、効率的に収益化につながります。
⚫️シナリオ配信をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください
一斉配信
引用元|Lステップ公式ブログ
一斉配信では、友だち登録している全員にメッセージを配信できる機能です。
LINE公式アカウントでは選択肢のない、全員一律で配信したい場合と、必要な方に絞り込んで配信したい場合の選択が可能です。
例えば、「商品購入者」や「アンケート回答者」といったように条件を決めて配信先を絞り込めます。
設定も複数選択や、含む含まないなど配信先を詳細に決められるため状況に合わせて使い分けていきましょう。
セグメント配信
引用元|Lステップサイト
セグメント配信は、性別や年代、居住地といった属性で配信対象を絞り込む機能です。
LINE公式アカウントにも同様な機能が備わっていますが、独自で調査した「みなし属性」のため、正確さという点で不十分です。
Lステップは、アンケート結果やクリックなどによるアクションに応じて正確に属性を調査し、必要とする情報を選択して配信ができます。
友だち数が増えてきても、受け取り側に最適なメッセージを絞り込み配信できるため、月の配信数を減らしブロック率の抑制も可能です。
結果的に必要なクリック率や成約率を高め、受け取り側や運営側にとってプラスになる機能として大いに活用できます。
キーワード応答
引用元|Lステップサイト
キーワード応答は、受け取ったメッセージに対して、事前に設定しておいたキーワードが含まれている場合に限り自動返信する機能です。
LINE公式アカウントにもメッセージを自動返信する便利な機能が備わっていますが、すべてのメッセージに反応する欠点があります。
他にも機能性でLステップの方が柔軟性に優れています。
LINE公式アカウント|手動チャットもしくは自動応答するかの切り替えが必要で、一方の機能しか対応できません。
Lステップ|自動応答と手動で行う個別トークも同時利用が可能です。
自動応答で行う返信はリプライメッセージとしてメッセージの数にカウントされない点も大きな利点です。
限りある配信数を抑えながら運用できるLステップを活用することで、時間やコスト面の削減をしながらユーザー対応の効率を高めます。
運用コストを抑えたい人は、Lステップの自動応答機能を活用していきましょう。
テンプレート
引用元|Lステップ公式ブログ
テンプレートの機能は、よく使う文章の登録から管理できます。
- 1:1トーク
- シナリオ配信
- 一斉配信
- 自動応答
- リマインダ配信
あらゆる配信に利用可能です。
テンプレートを登録しておくと、その度に文章を入力する手間が省けて作業効率がよくなります。
また、手動入力を行う回数や箇所を減らすことで、誤字・脱字などのミスや、複数人で運用している場合は応対品質も維持できます。
Lステップは、最大で5つまでの吹き出しを1通とカウントして送信できるので、配信数の抑制も可能です。(配信のタイミングにより2カウントになる場合もあります)
上手に活用して作業効率や配信数の抑制してコスト削減につながります。
回答フォームリマインダ配信
引用元|Lステップサイト
リマインダ配信とは、予定日を設定して友だちにリマインドを行う機能です。
リマインドは英語の remind 、「誰かに何かを思い出させる」という意味
日本のビジネス用語では意味が強調されて、「念を押して確認する」「再確認する」といった意味合いで使われています。
例えば、友だちがセミナーを予約した場合のリマインダ配信
|
段階を通して自動で再確認のメッセージを配信可能です。
Lステップは、友だち毎にリマインダ配信をしてくれるため、それぞれ個別でメッセージを送る手間が省けます。
予約管理でリマインダ配信を活用してドタキャンや予約忘れなどの防止に役立つでしょう。
ユーザー管理機能
ここからは、ユーザーの管理に関わる機能を紹介します。
友だちの属性や情報管理、友だちの分類などユーザーの管理が可能です。
タグ管理
引用元|Lステップサイト
Lステップのタグ管理は、友だちを分類する機能です。
分類する方法は、性別や年齢などの一般的な属性だけに留まらず、独自に設定した条件でも分類できます。
アンケートの回答フォームで興味関心などを分類したり、商品の購入履歴からタグ付けしておくと詳細な分類も可能です。
また、ユーザーのアクションと同時にタグ付けができて、分類した友だちに対してセグメント配信やステップ配信で、より興味や関心を惹きつけるキッカケを作れます。
タグ管理を活用して反応率を高めるメッセージ配信が実現できます。
友だち情報欄管理
友だち情報欄管理は、友だち追加をしてくれた方の流入経路や登録された名前などの情報を手動で編集することができる機能です。
- マガジン購読状況
- 対応ステータス
- 年齢・性別住所・電話番号・アドレスなどの個人情報
- チャット履歴
- イベント参加状況や商品の購入履歴
- お問い合わせ情報
蓄積した一人一人の個人情報をデータベース化できて、配信設定や顧客データを同期する手間などのコスト削減もできる利点があります。
ユーザーの興味を引く配信やマーケティングに活かせるデータ蓄積を行いましょう。
カスタム検索管理
引用元|Lステップ公式ブログ
カスタム検索管理は、指定した条件での絞り込みした友だちデータを保存できる機能です。
メッセージの配信や詳細分析を行うためにあらかじめグループで分類して作成できます。
例えば、セグメント配信をするときに、必要な条件を検索してその情報を保存しておけば、毎回設定する手間もなくなり作業効率が上がります。
設定時の人為的なミスも防げるため活用したい機能です。
分析機能
続いて紹介するのは分析機能です。
友だちの行動分析から、属性や興味、求めている情報を適切に配信できているかを確認できます。
URLクリック測定
引用元|Lステップ公式ブログ
URLクリック測定は、クリック数やCV数など詳細な計測ができる機能です。
メッセージで配信したURLをクリックした数値やクリック率を計測して、配信したメッセージの内容が悪いか、Webサイトの申し込み率が悪いかなど効果測定ができます。
さらに、URLをクリックした友だちにタグを付けておくと、クリックからお申し込みがない方だけにフォローメッセージを送り、成約率アップの施策を打つことも可能です。
友だちの行動に関する分析から、見込み客や商品の購入までのアプローチをする時に役に立ちます。
⚫️URLクリック測定をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください
コンバージョン
コンバージョンは、商品を購入したユーザーを知ることができる機能です。
購入履歴を知ることで、訴求方法を改善したり興味にあうリッチメニューに変更したりと、よりユーザーに寄り添うコンテンツの配信ができます。
質を高めるには、ステップ配信やセグメント配信を駆使してコンバージョン率を高めることが必要です。
コンバージョン機能を活用して効率的に商品の販路を広げていきましょう。
サイトスクリプト
サイトスクリプトは、LINEから別のページに遷移したり、ページの滞在時間を測定したりできる機能です。
例えば、動画のあるページに遷移した時に、しっかり見てもらえたか、もしくはすぐに離脱したかを確認できます。
サイトの滞在時間 | ユーザーの興味や関心 | コンテンツの魅力 |
長時間の滞在した | 関心が高い | 魅力がある |
すぐに離脱した | 関心が低い | 魅力がない |
留まっていた時間によって、関心度が測定やサイトの改善の判断も可能です。
測定する方法は、滞在時間を計測したいページのURLを登録すると専用のタグを生成してくれます。
生成したタグをページに埋め込むと滞在時間の計測が可能です。
滞在時間によって興味や関心の度合いや、訴求力の有無を知ることができます。
クロス分析
引用元|Lステップサイト
クロス分析は、2つ以上の項目を掛け合わせて分析ができる機能です。
例えば、友だち登録日と来店回数、性別と商品購入や年代とセミナー参加者など複数の観点からより詳細な分析ができます。
さまざまな角度から分析して属性の傾向を知ることができれば、今後のコンテンツ制作に役立てることも可能です。
ターゲット層に合わせたマーケティング施策を実行して成約率を上げていきましょう。
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ファネル分析
引用元|Lステップサイト
ファネル分析は、目標とした場所までユーザーの行動を分解して離脱が多いポイントを特定できる機能です。
友だち登録から商品購入までのマーケティングの流れを見える化できます。
見える化すると、どの場所、場面で離脱が多いかがわかり、改善策を立てることも可能です。
分析結果から商品訴求の方法やプレゼントの見直しなど、何をすべきかの判断もしやすくなります。
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流入経路分析
引用元|Lステップサイト
流入経路分析は、友だちがどの媒体から登録してきたか確認できる機能です。
QRコードを作成して、どの場所から登録してきたか分かる仕組みをもっています。
例えば、FacebookやYouTube、Instagram、Twitterなど、それぞれQRコードを作成して、その場所からどの割合で流入してきたかを可視化することができます。
可視化した分析結果をもとに、友だち募集の広告掲載の計画を立てる場合、どの媒体にどれだけの経費を使うか予算配分するときに便利です。
流入経路分析を使い効率的に友だち登録を増やし、無駄のない経費の使い道を計画しましょう。
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作業効率化機能
ここからは、作業効率を高める機能を紹介します。
個人や複数人の運用でも機能の使い方で作業効率を上げることが可能です。
スタッフ権限設定
引用元|Lステップ公式ブログ
スタッフ権限設定は、アカウントにログインできるスタッフを増員して、シナリオ配信や予約機能、リッチメニューの操作や権限を付与したり管理したりすることができる機能です。
ただし複数人で運用するには、誤操作や情報漏洩などのリスク対策も必要です。
スタッフ権限設定は、特定の機能だけ付与することもできるためリスク軽減の対策を同時にすすめておきましょう。
複数人で効率よく運用できると、お問い合わせやそれに伴う対応が増えても、分業化で業務負担を軽減できます。
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予約管理
引用元|Lステップサイト
予約管理機能は、予約受付、登録やキャンセル対応など予約管理に関する作業を一元管理できる機能です。
予約管理機能を活用すると、予約受付を定員で終了したり申し込み期限を設定したりと、作業面の業務負担が軽減できます。
また、自動で予約登録ができれば手動で更新する必要もなく、予約忘れや人為的ミスも防止することが可能です。
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その他機能
Lステップには、実務的な機能のほかにデータに関する機能や、外出時の対応に伴う機能も充実しています。
複数のアカウント運用や、出先からユーザー対応も検討している方に便利です。
データ移行
引用元|Lステップサイト
データ移行は、Lステップのデータを他のアカウントに移す機能です。
今あるデータを、移行元のアカウントで設定した内容をコピーして移行先に反映させます。
- タグ・友だち情報
- カスタム検索・シナリオ
- テンプレート・回答フォーム
- 自動応答・コンバージョン
- リマインダ・イベント予約
- リッチメニュー・流入経路
複数のLステップを運用している場合、一度仕上げたアカウントを基本に他のアカウントを構築できれば、業務負担をかなり低減できるメリットがあります。
通知機能
引用元|Lステップ公式ブログ
通知機能は、友だち追加やメッセージ受信などメール通知を管理できる機能です。
スマートフォンと連携しておくと、スマホで通知を受け取ることやメッセージ返信が可能となります。
外出時や移動中などの隙間時間にも返信や応答作業がができておすすめの機能です。
Lステップの導入はビジネスの幅が容易に広がるツール
ここまで、Lステップの機能についてカテゴリごとに分けて紹介してきました。
Lステップは、LINE公式アカウントを使ったビジネスを効率的により拡大させるツールです。
それぞれの機能の役割を理解して運用できると、効率的なビジネス展開が実現できます。
個人運用から店舗や企業で導入しても、しっかりと新たな集客や見込み客の獲得、売り上げ増加につながっていくでしょう。
この機会にLステップの導入を検討されてみてはどうでしょうか?
中には、機能の多さで運用までの準備や設定に関して、自分で構築できるか不安になる方もいるかもしれません。
でも安心してください。
Lステップの導入や設定には、専門の知識を持った『認定サポーター』が抱えている悩みや不安を解決します。
Lステップの導入前の相談から導入や設定、導入後の運用までを二人三脚でサポートをしていきます。
少しでも不安があるなら、お気軽に相談してください。
あなたのビジネスを広げるお手伝いをいたします。