Lステップのスタートプランで使える機能は?料金やリッチメニュー作成方法も解説

昨今、LINE公式アカウントにLステップを導入して、効率よく収益につなげる事業者が増えているのをご存知でしょうか。

Lステップの導入になかなか踏み込めない方は、1番価格の安い「スタートプラン」から始めるのがおすすめです。

 

本記事では、Lステップ「スタートプラン」の機能や利用料金を紹介します。

リッチメニューの設定方法も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事の内容
  • Lステップのスタートプランで使える機能
  • Lステップスタートプランの料金
  • Lステップのスタートプランでリッチメニューを作成する方法
  • Lステップのスタートプラン使用時の注意点

 

Lステップのスタートプランとは

Lステップのスタートプランは、全プランの中でも最安値で利用でき、使える機能も10種類以上と充実しています。

以前は月額5,000円での利用でしたが2,980円に値下げしたため、アカウント運営初心者も気軽に導入できるようになりました。

 

LステップをLINE公式アカウントに導入して活用すると、集客やマーケティングに役立ちます。

「予算は多くとれなくても、Lステップによるマーケティングを知りたい」という方は、スタートプランから始めるとよいでしょう。

Lステップのスタートプランで使える機能

Lステップのスタートプランで使える機能は、以下のとおりです。

 

スタートプランで使用可能な機能
  • チャット
  • 個別トーク
  • シナリオ配信(セグメント配信)
  • 一斉配信(セグメント配信)
  • キーワード応答
  • テンプレート
  • 回答フォーム
  • リマインダ配信
  • タグ管理
  • 友だち情報欄管理
  • カスタム検索管理
  • 予約管理
  • アクション管理(スケジュール実行なし)
  • データ移行
  • 通知機能
  • オペレーター機能

 

アカウントのファン化促進や成約につなげやすくするためには、顧客を教育する「シナリオ配信」が欠かせません。

LINE公式アカウントでは、3つの吹き出しでメッセージ数が1通減ります。

Lステップでは、5つの吹き出しで1通とカウントされるので、シナリオ配信でより多くの情報を顧客に届けることが可能です。

 

また、「予約管理機能」を使えばサロンやジムなどの予約が簡単になり、顧客からのアクションを期待できるでしょう。

「リマインダ配信」との併用で予約日のカウントダウンをすれば、ドタキャン防止にもつながります。

 

このように、スタートプラン機能の活用次第で、顧客が飽きないアカウント作りが可能です。

 

Lステップのスタートプランの料金

 

Lステップのスタートプランは、月額2,980円(税込)の契約で、5,000通までの配信が可能です。

 

ひと月の配信数が5,000通以上の場合は、上位プランへのアップグレードが必要

ここでは、Lステップのスタートプランからアップグレードしたときの3プランを紹介しましょう。

 

スタートプランからアップグレードできる3つのプラン

 

    スタンダードプランに変更した場合

    スタートプランの一つ上にあたるプランが「スタンダードプラン」で、月額利用料金は、2万1,780円(税込)です。

    無料メッセージ数は、スタートプランの6倍である3万通。

    以下5つの機能が追加され、アカウントの充実性を図れるプランになっています。

     

    スタンダードプランの追加機能
    • リッチメニュー
    • URLクリック測定
    • コンバージョン
    • サイトスクリプト
    • Lメニュープラス

     

    「コンバージョン機能」の活用で、顧客がどのサイトを見ているかがわかるため、関心が最も高い商品の特定につながります。

    動画の視聴時間を測れる「サイトスクリプト機能」も併用すれば、より関心度の高い情報や商品への注力が可能に。

     

    さらに、LINEのトーク画面下に表示されるリッチメニューを簡単に作成できる「Lメニュープラス機能」も魅力的です。

    Lメニュープラスについては以下の記事で詳しく解説しているので、アカウントの操作性やデザイン性を高めたい方は参考にしてみてください。

     

     

    プロプランに変更した場合

    Lステップの最上位に当たる基本プランが「プロプラン」

    月額3万2,780円で、5万通ものメッセージを無料で配信できます。

     

    スタンダードプランからさらに5つの機能が追加され、分析に特化したプランに。

     

    プロプランの追加機能
    • アクション管理
      (スケジュール実行あり)
    • クロス分析
    • 流入経路分析
    • スタッフ権限設定
    • ファネル分析

       

      「流入経路分析」では、InstagramやTwitter・店頭のQRコードなど、顧客が友だち登録にいたった経路を把握できます。

      さらに、さまざまな情報の掛け合わせができる「クロス分析」と併用すれば『Instagramから流入した女性は5人』といった詳細な分析も可能。

       

      以下の記事では、プロプランでできることを詳しく解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

       

       

      ここまで紹介したスタートプランからプロプランは、30日間無料でお試しができます。

       

      Lステップの導入に迷っている方は、すべての機能を無料で使えるので、期間中にじっくり検討してみるのはいかがでしょうか。

       

       

      従量課金制のプランもある

      Lステップには、5万通以上のメッセージ配信をする方に合わせて、従量課金制の「大量送信プラン」も用意されています。

      下記のように、配信通数ごとに分けたプランが4つ。

       

      • 10万通
      • 30万通
      • 50万通
      • 100万通

       

      月額利用料金は、8万7,780〜19万7,780円です。

      以下の記事では、大量送信プランについて詳しく解説しています。

      LINE公式アカウントとの併用金額も紹介しているので、利用を検討する方は参考にしてみてください。

       

       

      LINE公式アカウントとの合算料金は?

       

       Lステップのスタートプラン自体は2,980円/月ですが、LINE公式アカウントのプランを併用するので別途料金がかかります。

       

      LINE公式アカウントの月額料金は、以下のとおりです。

       

      LINE公式アカウントプランの料金
      • コミュニケーションプラン   無料/月
      • ライトプラン         5,000円/月
      • スタンダードプラン      1万5,000円/月

      ※2023年6月より、LINE公式アカウントは料金システムが変更されました。

       

      LINE公式アカウントの「コミュニケーションプラン」は、利用が無料で毎月200通の配信ができます。

      「ライトプラン」の配信数は5,000通/月で、「スタンダードプラン」は3万通/月です。

       

      Lステップの「スタートプラン」とLINE公式アカウントの「コミュニケーションプラン」の利用では、月々2,980円で済みます。

      ですが、無料配信できるメッセージは200通まで。

      Lステップのスタートプランは5,000通まで配信できるので、もったいないプランの組み合わせに…。

       

      月に5,000通の配信をするのであれば、Lステップの「スタートプラン」とLINE公式アカウントの「ライトプラン」を組み合わせましょう。

      以下の記事では、LINE公式アカウントの無料と有料プランとの違いについて解説しています。

      「自分はどちらのプランが合っているのかわからない…」と悩む方は、ぜひ参考にしてみてください。

       

       

      Lステップのスタートプラン利用が向いている人

      ここでは、Lステップのスタートプラン利用に向いている人の特徴を説明しますので、Lステップ導入を検討する際の参考にしてみてください。

       

      Lステップのスタートプラン利用に向いている人
      • Lステップの機能に慣れたい
      • コストを安く抑えたい
      • 友だち登録者数や配信数が少ない
      • 顧客全員に同じ配信でもよい
      • 友だち登録に至る経路数が少ない
      • 顧客管理をメインに使いたい

       

      スタートプランは、ほかのプランに比べて月間配信数が5,000通までと少なく感じますが、顧客や配信数が少ない方には向いています。

      友だち登録者数が200人ほどであれば、月に25回もの配信が可能です。

       

      さらに、顧客からの質問に対し自動応答メッセージを使用すれば、配信数を使わずにコミュニケーションを取れます。

      友だち登録までの流入経路が多い場合は友だちの関心に合う配信が必要ですが、少数のときは配信内容を同一にするのもひとつの手。

       

      上記に当てはまる人は、スタートプランでも機能を使いこむと成果が出る可能性が高くなるでしょう。

       

      Lステップのスタートプランでリッチメニューを作成する5ステップ

       

       Lステップのスタートプランでは、LINEトーク画面の下に表示される「リッチメニュー」の設定ができません。

       

      通常では、Lステップのスタンダードプラン以上に付与される機能になります。

      リッチメニューが使えると、配信数を使わずに顧客に対して多くの情報を提供できるメリットが。

      ここでは、スタートプランでもリッチメニューを作成できる方法を紹介します。

       

       

      LINE公式アカウントとLステップ両方の設定が必要なので、ぜひ参考にしてみてください。

      ①LINE公式アカウントでリッチメニューを作成する

      初めに、LINE公式アカウントの管理画面にある「リッチメニュー」を選び、作成ボタンをクリックします。

      リッチメニューが開くので「表示設定」に進みましょう。

      ②「表示設定」を行う

      表示設定では、以下の設定を行います。

      • タイトル
      • 表示期間
      • メニューバーのテキスト(14文字以内)
      • メニューのデフォルト表示

       

      メニューバーのテキストは、リッチメニューの最下部に表示される文字で、顧客がタップするとメニューを開閉できます。

      14文字以内で「ここをタップ↑」のようにわかりやすい文字にすれば、顧客が迷わずに開閉できるでしょう。

      ③コンテンツ設定に移る

      つぎに「コンテンツ設定」に移り、テンプレートの選択とアクションの設定をしましょう。

       

      テンプレートは、大サイズが7種類・小が5種類から選択できます。

       

      アクションの設定では、タイプのプルダウンを押して「テキスト」を選択してください。

      テキストに入力したキーワードと、Lステップ自動応答機能のキーワードを連動させると、リッチメニューの操作ができます。

      ④背景画像をアップロードする

      テンプレートの選択ができたら、背景画像をアップロードします。

      画像サイズはあらかじめ決まっているので、間違えないように注意しましょう。

       

      画像のサイズ

      《大》

      • 2,500px × 1,686px
      • 1,200px × 810px
      • 800px × 540px

       

      《小》

      • 2,500px × 843px
      • 1,200px × 405px
      • 800px × 270px

       

      ファイル形式はJPG・JPEG・PNGで、ファイルサイズは1MB以下という決まりもあります。

      ⑤Lステップの「自動応答」から連動する

      ①〜④までの設定が終ったら、Lステップの管理画面を開きましょう。

      メッセージの中にある自動応答から「+新しい自動応答」をクリックします。

       

      「反応するキーワードを設定する」から、先ほどLINE公式アカウントのテキストで決めたキーワードを入力してください。

       

       このキーワードが違うと、LステップとLINE公式アカウントが連動しないので、入力の際は注意しましょう。

       

      ここまで設定ができれば、スタートプランでもリッチメニューの操作が可能です。

      Lステップのスタートプランからのプラン変更方法

      Lステップのスタートプランは、どのタイミングでもアップグレードが可能です。

      プラン変更は管理画面のトップを開き「アップグレードする」から変更手続きを行います。

      変更は「管理者」のみが行えるので、アカウントの権限を確認してからプラン変更をしましょう。

       

      スタートプラン・スタンダードプラン・プロプランは、今なら30日間無料で利用できます。

       

      無料期間中でもスタートプランからのアップグレードができるので、Lステップ機能に慣れたい方はスタートプランからの契約がよいでしょう。

       

      無料期間が終了したあとにプラン変更を希望する場合、差額分を支払うことでアップグレードができます。

      たとえば「2,980円のスタートプラン」から「2万1,780円のスタンダードプラン」に変更する場合、差額の1万8,800円を支払うイメージ。

      決済方法はクレジットカードのみで、アップグレードの場合はプラン変更と同時決済になります。

      Lステップのスタートプラン使用時の注意点

      ここでは、Lステップのスタートプランを使用する際の注意点を紹介します。

       

      注意点①スタートプランの無料期間は30日まで

       

       Lステップのスタートプランに限らず、スタンダードプラン・プロプランを無料で試せるのは、30日間だけ。

       

      スタートプランは月額2,980円で利用できますが、スタンダードプラン以上に変更する際は1万8,000円以上価格に違いがあります。

      無料期間が終了すると3ヶ月は解約できないので、予算オーバーにならないよう注意が必要です。

      注意点②配信上限数は月5,000通まで

      Lステップのスタートプランで可能な配信数は、毎月5,000通までと決まっています。

      スタートプランを検討する方は、友だち登録者数の把握と毎月の配信頻度をイメージしてから契約しましょう。

       

      登録者数が1,000人いる場合、月の配信数は5回限りです。

      配信頻度が少ないと顧客が離れる可能性が高くなるので、プラン契約前に配信数をイメージしましょう。

      注意点③スタートプランだけではリッチメニューの設定ができない

       

      Lステップのスタートプランのみでは「リッチメニュー」の設定ができません。

       

      リッチメニューは、顧客の自由なタイミングで情報を提供できるので、無理なくセールスにつながるメリットがあります。

      スタートプラン利用でも取り入れたい機能ですので、LINE公式アカウントからの設定が必要な点を忘れないようにしましょう。

      注意点④上位プランからのダウングレードができない

      「スタンダードプラン」や「プロプラン」からスタートプランへのダウングレードはできないので注意しましょう。

      理由としては、使える機能に違いがあるから。

       

       スタートプランに戻したいときは、一度、解約をしなければなりません。
      プランを上げる前に、以下の確認をおすすめします。
      • 自分のアカウント運用に必要な機能があるか
      • 機能を使いこなせそうか
      • 費用対効果を見込めるか
      • 配信数をムダなく使えるか

       

      Lステップは、30日間であれば基本プランすべてを試せます。

      アカウント運用の構築イメージを膨らませるためにも、無料期間内にじっくりと搭載機能を試したあとに利用するか検討してみましょう。

       

       

      Lステップのスタートプランまとめ

      今回は、Lステップ「スタートプラン」の機能や利用料金について解説しました。

      Lステッププランの中でもスタートプランは最安値で利用できますが、機能は10種類以上と充実しています。

      Lステップの導入を迷っている方は、予算的な負担が少ないスタートプランから試してみましょう。

       

      今なら、30日間の期間限定でLステップの無料お試しができます。

       

      実際に機能に触れることで、自分のアカウント運用の改善点が見つかるはず。

      LINEビジネスで効率よく成果を生み出すためにも、この機会にLステップ機能を使って運用のイメージを広げてみるのはいかがでしょうか。

       

       

      おすすめの記事