「Lステップをよく見聞きするけど、将来性があるのかわからない…」
「 LINE公式アカウントの料金プランが変わるけど、大丈夫?」
Lステップの注目度が高まる中、今後について気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Lステップの将来性とLINE公式アカウント料金改定後の影響について解説します。
今後の対策も合わせて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- Lステップには将来性がある5つの理由
- LINE公式アカウント料金改定後の影響
- Lステップの構築対策
Lステップには将来性がある!5つの理由
結論からいうと「Lステップには将来性があります!」
ひとつずつ解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
①LINEはSNSのなかで圧倒的なユーザー数がいる
Lステップは、LINE公式アカウントの機能を拡張したツール。
LINEがなくならない限り、Lステップは存在し続けます。
LINEの強みは、以下のとおり。
- 世界230以上の国と地域で利用されている
- 日本では月間9,400万人以上が使っている
- SNSのなかでユーザー数が圧倒的に多い
ほかのSNSと利用者数を比べると、以下の表のようになります。
SNS | 利用者数 |
LINE | 9,400万人(2022年12月末時点) |
4,500万人(2017年10月末時点) | |
3,300万人(2019年6月末時点) | |
2,600万人(2019年7月末時点) | |
YouTube | 6,500万人(2020年9月末時点) |
TikTok | 1,600万人(2021年10月末時点) |
LINEの影響力が強いのは一目瞭然。
アクティブユーザーが8割以上を占めており、 LINEは人々の日常生活において欠かせないツールであることがわかります。
国内で最も使用されるSNSであり、LINEの機能は日々更新されていることから、今後もますます成長していくといえるでしょう。
②気軽に友だちになれてメッセージ開封率が高い
メッセージ到達率・開封率ともに高いのも、Lステップに将来性がある理由のひとつ。
LINE公式アカウントと、これまで主流であったメルマガ配信との違いは以下のとおりです。
LINE公式アカウント | メルマガ | |
到達率 | 100% | 10〜30% |
開封率 | 60%〜 | 10〜30% |
届いてからの気づきやすさ | 10分 | 5時間 |
LINEの開封率がメルマガの約3倍になる理由は、以下のとおりです。
- プッシュ通知機能により、メッセージに気づきやすいから
- アカウントごとにトークルームが分かれているので、管理しやすいから
- ロック画面でもメッセージの内容を把握できるから
- プライベートなやり取りにLINEを使う人が多く、企業からの情報も自然と目に入るから
従来のメルマガ配信では、読まれないことが課題でした。
しかし、日常的に多くの人が利用するLINEを活用することで、到達率や開封率の向上を期待できるのです。
③メディアでも高い評価を得ている
Lステップは多くのメディアにも取り上げられており、知名度が広まっています。
・TOKYO MXテレビの情報番組「カンニング竹山のイチバン研究所」出演
・人気お笑い芸人チョコレートプラネットさんを起用したCM
・中田敦彦さん企画「Win Win Wiiin」スポンサー
・ゲストの堀江貴文さんと「新R25」対談
著名人も注目するLステップは、LINEマーケティングの可能性を広げるツールとしてさらに人気が高まるでしょう。
④Lステップ利用者から好評の声が多い
Lステップの販売実績は6年を超え、有料アカウント契約数は2.5万件を突破しています。
以下、Lステップ利用者の口コミを紹介します。
Lステップで1番強いのはデータを細かく取れるところ。そこから改善点が導き出される。改善点とはもちろん売上と満足度。僕は数字苦手なのでチームに完全に任せてる。僕の仕事は外交と発信と発案のみ。利益ケチって全部自分でやろうとすると結果的に稼げないし、さらに提供できる価値も減る。
Lステップはタクシー内の動画広告でもよく流れているくらい知名度の高いLINEマーケティングツールであるため、不具合が起きた時のサポート体制や導入直後の初心者向けのサポートが充実しており、始めてLINEマーケティングツールを導入する人間にとってのフォロー体制が優れている。
もはや生活インフラと言って過言ではないLINEを使っているのが魅力。メルマガや広告メール等の配信メールの到達率、開封率が、従来のメールとは大きく改善しました。広告宣伝の効果があがり、費用対効果にも満足してます。
友達登録を増やすため、お声掛けや、名刺やアンケート等にQRコードを張るなど、当社では積極的にお客様に登録を促しています。お客様も普段使い慣れているLINEなので、抵抗感少なく登録して頂いていますので順調に登録者数が増えています。
このほかにも「売上が10倍になった」「業務が効率化した」など、好評の声が多数見受けられました。
口コミが広まることで、Lステップを導入する人は今後も増えるでしょう。
⑤Lステップの機能は日々改善されている
Lステップの機能は日々改善され、進化し続けているのも将来性が高いポイントのひとつ。
Lステップの開発者である株式会社Maneql(マネクル)の社長:田窪氏は、ユーザーの声をひろって改善をおこなっています。
以下は、改善内容を一部抜粋したものです。
・カレンダー予約のGoogleカレンダー連携設定で、シフトと予約の連携がそれぞれ個別でできるようになりました〈Lステップ@公式 Twitter〉
・回答フォーム機能にて、カラー/デザイン設定画面>カスタムデザインを使用する時に表示されるカラー選択画面を改善しました〈Lステップ@公式Twitter〉
・カレンダー予約機能にて、コースの設定情報を一覧画面でも確認できるようになりました〈Lステップ@公式 Twitter〉
Lステップは、機能の改善や新機能の追加が定期的におこなわれており、常に使いやすいツールに生まれ変わっています。
今後も利用者の意見を取り入れ、成長し続けるでしょう。
LINE公式アカウントの料金改定でどんな影響がある?
2023年6月に LINE公式アカウントの料金が改定されます。
ここでは、料金改定後、Lステップに起こり得る影響があるのかを解説します。
それぞれ確認しましょう。
旧料金プランと新料金の比較
LINE公式アカウントの料金プランはどのように変わるのか、新旧を比べてみましょう。
まずは『旧料金プラン』からおさらいします。
旧料金プラン | フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン |
月額固定費 | 0円 | 5,000円 | 1万5,000円 |
無料メッセージ | 1,000通 | 1万5,000通 | 4万5,000通 |
追加メッセージ | 不可 | 5円/通 | 〜3円/通 |
次に『新料金プラン』を見てみましょう。
新料金プラン | コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン |
月額固定費 | 0円 | 5,000円 | 1万5,000円 |
無料メッセージ | 200通 | 5,000通 | 3万通 |
追加メッセージ | 不可 | 不可 | 〜3円/通(税別) |
※すべて税抜き表示価格です。
新料金プランの価格自体に変動はありません。
ですが、上記の表から、各プランで配信通数が大幅に減少することがわかります。
今後、限られた配信通数の中で「いかに濃い情報を効率よく届けるか」を検討する必要があるでしょう。
フリープランが「コミュニケーションプラン」に名称変更
旧「フリープラン」が新「コミュニケーションプラン」に名前が変更されています。
改名の理由としては、顧客一人ひとりとのコミュニケーションを目的に作られたプランだから。
すでにフリープランを利用している人は、2023年6月以降は自動的にコミュニケーションプランに変更されます。
顧客一人ひとりとコミュニケーションを取れるチャット機能は、配信通数がカウントされません。
顧客数が少ないうちはチャットで濃いやり取りをして、友だち登録者数が伸びたときにプラン変更を検討するのも一つの手でしょう。
各料金プランの無料メッセージ数/月が変更
先述のとおり、新プランになると1ヶ月に配信できるメッセージの数が大幅に減少します。
無料メッセージ通数/月の変化は、以下のとおり。
- 0円プラン:1,000通→200通(800通 減)
- 5,000円プラン:1万5,000通→5,000通(1万通 減)
- 1万5,000円プラン:4万5,000通→3万通(1万5,000通 減)
メッセージをいかに効率よくニーズに合わせて配信できるかが、今後の課題となるでしょう。
ライトプランでは追加メッセージ不可
LINE公式アカウントの旧料金プランでは、1万5,000通を超えた場合は1通5円で追加メッセージを送信できていました。
しかし、改定後のライトプランでは、追加送信が不可となります。
元々設定されている無料メッセージ通数も大幅に減っているので、 すでにLINE公式アカウントを運用している方に影響が出てくるでしょう。
一斉送信からセグメント配信へ移行
プラン改定により、無料メッセージ通数が減少したことから、これまでと同様に友だち全員に情報を配信していてはコストがかかります。
そのため、一斉送信を見直し、セグメント配信を中心とした配信にする必要があります。
セグメント配信とは、顧客一人ひとりの興味や関心に合わせた配信のこと。
今後、LINEを使ったビジネスで費用対効果を得るためには、一人ひとりの興味・関心に合わせた配信が重要視されるでしょう。
料金改定後に実践したい!Lステップ構築対策
ここでは、料金改定後にLステップの活用でできる対策を3つ紹介します。
改定を機に、これまでのLINE運用を見直しましょう。
対策①ステップ配信を何通も送らない
顧客を教育するために、ステップ配信を何通も送っていないでしょうか。
LINE公式のプラン改定後は配信通数が減るため「いかに配信数を減らして濃い情報を提供するか」が成功のカギとなります。
顧客の教育には、王道のステップ配信だけでなく、動画やライブ・音声配信などを活用してもよいのです。
『YouTube動画を作成して、動画のURLを送る』
このような工夫ひとつで、一人の顧客に10通以上も送っていた配信数を減らすことは可能です。
対策②配信設計を描く
費用対効果を高めるために大切なのは、配信の設計ををきちんと描くこと。
LステップとLINE公式の利用は、月に2,980~4万9,280円(税込)かかります。
利用料金を年に換算すると、最大で約60万円です。(※Lステップの大量送信プランは除く)
「年にかかる運用費を回収するために、自分のアカウントに合う配信方法は何なのか」
自分に適した配信方法を見出すために、まずは配信設計を立てましょう。
その設計図に基づいた『セグメント配信』が、今後のコストパフォーマンスに大きく関わっています。
対策③リッチメニューをより有効活用する
運営側が配信するばかりではなく「ユーザーに自ら情報を取ってもらう仕組みを考える」のも対策のひとつ。
そこで役に立つのが、リッチメニューです。
顧客の属性や興味・関心がある分野ごとにリッチメニューを作成し、一人ひとりのニーズに合わせて設定を変更しましょう。
そうすることで、 LINE画面上に欲しい情報がそろっているので、自発的に情報を取る仕組みをつくれます。
「ユーザーはどんな情報を求めているのか」をよく考えたうえで、リッチメニューを活用してみてください。
【まとめ】Lステップに将来性あり!プロ目線も取り入れてしっかり対策しよう
本記事では、Lステップの将来性と料金改定後の影響・対策について解説しました。
月額固定費に変動がなくても、無料メッセージ通数が減ることにより、今後「誰にどんな情報を届けるか」がより重要になります。
そこで大切なのは、基盤となる配信設計を念入りに作り上げること。
ユーザー目線を第一に考えて対策をしていくことで、コストパフォーマンスも高められるでしょう。
Lステップの構築に悩んでいる方は、弊社までお気軽にご相談ください。