EC販売には「新規顧客に向けた施策」と「リピート客への施策」の二軸の施策があります。
Lステップは、どちらの施策にも活用が可能。
そこで本記事では、EC販売におけるLステップの活用事例を6つ紹介します。
新規の顧客を獲得する方法や注意点もあわせて解説しますので、Lステップを検討する方はぜひ参考にしてみてください。
- EC販売における悩み
- EC販売の活用事例
- EC販売で新規顧客を獲得する方法
- EC販売で顧客獲得をする際の注意点
▼動画でもわかりやすく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください!
EC販売における悩み
EC販売において、以下の悩みを抱える方が多いのではないでしょうか?
一つずつ見てみましょう。
悩み1:顧客リストが取れない
EC販売において「顧客リストを取れない」という悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
顧客の情報が取れないと、以下のようなデメリットが生まれます。
- 売上が上がらない
- 顧客が増えない
- 顧客が求める商品がわからない
- 顧客とコミュニケーションが取れない
- 商品の改善ができない
Amazonや楽天のような大手通販会社を介して商品を購入されると、顧客リストはなかなか取れません。
顧客データをとるためには、LINEから自社ショップへ誘導するのがベストでしょう。
悩み2:リピートがなく、ファン化につながらない
初回購入のみで終わり、リピートにつながらないのもEC通販ならではの悩み。
「1度限り」で終わらないために、顧客とコミュニケーションをとり、ファンになってもらう必要があります。
また、大手通販会社のプラットフォームでは、同じ商品をさまざまな企業が取り扱うことも多いはず。
他店と差をつけるために、SNSを利用して周知する方法も有効的です。
周知拡大からLINEへ誘導できると、顧客とのコミュニケーションを増やすことも可能になります。
悩み3:販売促進を改善できない
EC販売では顧客のデータを取れず、販売促進を改善できないケースがあります。
売上アップのために色々な施策を打ちたくても、顧客データがなくては求める商品を提供できません。
改善が必要と感じるのであれば、初めに顧客データを収集することから始めるとよいでしょう。
悩み4:大手通販会社の価格競争に巻き込まれる
「Amazonや楽天市場など大手通販会社の価格競争に巻き込まれ、疲弊する…」という声も聞かれます。
大手通販企業を介すると、同じ商品でも価格が安かったり、レビュー評価が高かったりする方が購入されがち。
顧客には大手通販会社で購入するメリットがあるため、自社ならではの特典やクーポンを発行して差をつけましょう。
【Lステップ】EC販売の活用事例6つ
先述の悩み解決には、Lステップの活用が有効です。
EC販売におけるLステップの活用事例を6つ紹介しますので、参考にしてみてください。
①初回購入の商品にQRコードを同封
EC通販ビジネスの悩みで「顧客リストが取れない」「リピートにつながらない」ことを挙げました。
初めて商品を購入した顧客のデータをとるために、LINEの登録へ誘導しましょう。
Lステップでは、LINEの友だち登録用に「QRコード」を作成できます。
初回購入商品の中に印刷したQRコードを同封すれば、LINEへの登録者数を増やせるきっかけに。
しかし、友だち登録の手間を「面倒…」と感じる顧客もいます。
特典や割引クーポンをつけて、顧客に登録するメリットを感じさせる工夫をしましょう。
②アンケートをとる
顧客のLINE登録を誘導できたら、顧客データを得るためにアンケートを配信します。
氏名や年齢・住所といった基本情報を知りたいときは、Lステップの「回答フォーム」を活用しましょう。
回答フォームを送るタイミングは、友だち登録直後がおすすめ。
理由としては、登録後すぐはアカウントに対して興味度が高いので、アンケートに答えてもらいやすいからです。
また、テンプレート(カルーセル)機能を使えば「どちらの商品が気になりますか?」といった2択の質問も可能。
アンケートにより顧客の属性や好みがわかると、それぞれに振り分けた内容の配信ができます。
顧客の要望にマッチした配信ができれば、商品やブランドのファン化につながるでしょう。
ここで、アンケートの事例を1つ紹介します。
【例】:トレーニング商品をEC通販で売る場合
トレーニング用品の購入後にLINE登録した顧客に対し、別商品であるプロテインを売るとしましょう。
ただの押し売りでは顧客離れになるので、興味があるかをリサーチするために、配信にアンケートを組み入れます。
「プロテインに興味がある」と答えた顧客にだけ商品を紹介すれば、顧客が嫌な思いをせずにセールスできるのです。
アンケートの反応がなければ、ほかのトレーニング商品を勧める選択もできます。
顧客情報のデータ分析は、100人ごとで計測するのがおすすめ。
配信の反応を見るときは、100人ずつのデータを取れるとうまく分析ができるでしょう。
以下の記事では、回答フォームの活用方法と使い方を解説しています▼
③自社限定の特典をつける
Amazonや楽天市場など大手通販会社と差別化を図るためには、自社限定の特典をつけるのがおすすめ。
限定の特典やクーポンをつけることで、自社ショップへ誘導しやすくなります。
ここで注意したいのが「顧客はAmazonや楽天での買い物にメリットを感じている」ということ。
再度、個人情報を入力する手間を考えると、メリットの多い大手通販会社へ戻る可能性があります。
自社にしかできない特典やクーポンを作り「明らかに自社で買うほうがお得」と思わせる施策が必要です。
自社限定の特典は、Amazonや楽天の価格や割引率を比較しながら作成しましょう。
④お客様の声を集める
商品の改善には、顧客の声を参考にすることが大切。
リッチメニュー内に【お客様の声フォーム】を作成すれば、お客様の声を集めることができ、商品開発や改善につながります。
商品の購入者に対して「実際に使ってみてどうだったか」「今後、どんな商品が欲しいか」など、リアルな声を集めましょう。
そこで集めた声をもとに商品の改善をすれば、顧客満足度の向上を期待できます。
LINEの中で、お客様が欲しいと言った商品を実現して商品化する企業は増えているので、ぜひ試してみてください。
⑤リマインダ配信をする
LINE登録をした顧客に対してリマインダ配信をすることで、リピート率の向上を期待できます。
リマインダ配信の内容は、以下のとおり。
《1度だけサプリメントを購入したA様への配信》
- 飲み終わるころに、次回の購入日を知らせる
- 購入してから1か月、2か月後のタイミングで割引クーポンを送る
リマインダ配信でリピート回数を増やしてから自社ショップに誘導できると、固定客をつかめるでしょう。
⑥LINE内でレビューをとる
レビュー評価で他社と泥試合をしないために、LINE登録者からレビューを集める対応策があります。
高評価をした顧客のレビューだけを、大手通販サイトへ記載しましょう。
低評価の顧客にも、レビュー評価へのお礼のメッセージを送ることを忘れずに。
購入の見込みがない場合は、LINE配信を停止することも可能です。
EC販売|新規の顧客を獲得する2つの方法
EC販売において、新規顧客を獲得する方法を2つ紹介しましょう。
①インフルエンサーに宣伝してもらう
EC販売では、新規顧客獲得のためにインフルエンサーマーケティングを実施することがあります。
インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーにSNSで商品を紹介してもらい、販売へつなげる手法のこと。
インフルエンサーへの依頼方法は、主に2つ。
- 商品を配って、使用感を宣伝してもらう=ギフティング
- PR・広告費を支払い、宣伝してもらう
インフルエンサーの宣伝は企業感がないので、ユーザーの警戒心が解けてLINEへ誘導しやすくなります。
また、Lステップの「流入経路分析」を使えば、インフルエンサーごとにLINEへの流入数を計測できるメリットが。
LINEへ流れる数が多いインフルエンサーへ広告費を費やせば、効果的な宣伝が可能になるでしょう。
以下の記事では、流入経路分析の使い方を解説しています▼
②SNS広告からLPにつなぐ
SNS広告から新規顧客を流入させるパターンは、Instagramで多いケースです。
LPがしっかりと設計されていれば、わざわざLINEに登録させる必要はありません。
LP上に購入フォームを設置して、購入してもらいましょう。
特定の商品だけを売りたい場合、LINE登録へ促すのではなく、直にLPへつなぐのが効率的。
逆に色々な商品を売りたい場合には、一度LINEへ誘導したほうが購入のチャンスを増やせます。
EC販売で顧客獲得をする際の注意点
先述の方法で新規顧客を獲得する場合、注意すべき点が2つあります。
それぞれ、注意事項を踏まえたうえで実施しましょう。
《注意点1》インフルエンサーマーケティングをする場合
依頼するインフルエンサーをフォロワー数だけで選ぶのはおすすめしません。
フォロワー数が多いのに越したことはありませんが、それよりも重要なのはインプレッション数。
インプレッション数とは、広告やコンテンツが表示された回数のこと。
中にはフォロワー数が多くても、フォロワーを買っているインフルエンサーもいます。
また、3年前からフォロワーが10万人いるけれど、現在はほとんど投稿していない人もいるでしょう。
- フィードやストーリーズの投稿頻度
- ユーザーの反応
- インスタライブの閲覧数
上記のように、日ごろからアクティブに活動し、ユーザーからの反応もよいインフルエンサーを選ぶのがおすすめ。
人選次第で、自社商品の認知速度や売上額にも大きな差が出ます。
《注意点2》広告を利用する場合
広告からの流入で新規顧客を得る場合、前もってLP設計を済ませておく必要があります。
LPのメリットは、1ページのみで商品の紹介から購入までの流れが完結できる点。
この設計が甘いと顧客は離脱し、購入率も上げられません。
離脱する前(「戻る」ボタンを押す際)のポップアップで「LINE登録でクーポンを配布します」という流れを作るのもおすすめ。
ここでLINEへ登録をしてもらえば、ほかの商品を紹介する機会も増やせます。
【EC販売】広告費の決め方
EC販売における広告費は、費用対効果を見て決めることが重要です。
まずは、目標の売上額を決めましょう。
そのうえで「LINEの登録者を獲得するために必要なコストをどこまでかけられるか」を計算し、広告費を決定します。
EC販売ではリピート購入があるので、リピートの転換率や購入頻度まで計算する必要があります。
購入頻度や原価率など、すべて踏まえたうえで広告費を決めましょう。
まとめ|EC販売で成果を出すならLステップを活用しよう
今回は、EC販売でのLステップの活用事例を6つ紹介しました。
Lステップを使えば、顧客リストを獲得したうえで、配信の振り分けもできます。
「EC販売でリピート率を高めたい」「新規顧客を獲得したい」という方は、ぜひLステップを活用しましょう。
Lステップの活用次第では、1回のプロモーションで数千万単位を売り上げることも夢ではありません。
その域に到達するには、Lステップ構築代行の利用が効率的。
弊社は、Lステップの正規代理店として構築代行を担っていますので、お気軽にご相談ください。