
複数店舗を展開し、店舗ごとにLINE公式アカウントを運用する企業の中には、次のような課題も多いのではないでしょうか。
- なかなか活用が進まない店舗もある
- スタッフの業務負担が増えている
- 担当が辞めたら操作できる人がいない
こうした課題を解決すべくLステップを導入し、本部での一括管理体制に変更する企業が増えているのをご存じでしょうか。
今回は会員制インドアゴルフ場を複数店展開する、株式会社Lounge Range(ラウンジレンジ)様のLINE活用事例を、弊社担当とのインタビュー形式でご紹介します。
複数店舗のアカウント管理を一元化し、業務効率化を実現した好事例です。ぜひ参考にしてみてください。
2023年10月より(株)BALSAのメンバーに加入し、2025年7月現在、LINEディレクターとして、Lステップの構築・運用支援を累計20アカウント以上を担当。今までに、フィットネス・美容クリニック・イベント・スクール/教育など様々な業界のアカウントを運用。
複数店舗のLINEを集約し、集客を強化する目的でLステップを導入
――まずは株式会社Lounge Range様について、簡単にご紹介いただけますか。

竹原
東京を中心に、全国に75店舗の会員制インドアゴルフ場を展開する企業です。
――BALSAが構築に入る前から、同社ではLINE公式アカウントやLステップを導入されていましたか?

竹原
LINE公式アカウントは店舗ごとにありましたが、Lステップは導入前でした。
――Lステップの導入はいつ頃でしょうか?

竹原
2024年の3月頃ですね。
――同社がLステップを導入するきっかけや、BALSAが構築を担当する経緯をお聞かせいただけますか?
――Lステップを導入する際、先方が抱えていた課題や要望をお聞かせください。

竹原
Lステップ導入の1番の目的は、集客の強化です。初回の無料体験者数を増やし、入会者の増加につなげる目的でLステップを導入しました。
――Lステップの導入前、LINE公式アカウントはどのように運用されていたのでしょうか?

竹原
各店舗LINEで体験の申し込みを受け付けていました。ステップ配信やメッセージ配信は特にしていませんでした。
Lステップで予約の窓口を一本化してみようという話になったと聞いています。
初回体験の予約誘導と、予約を完了していない方への後追いを自動化
――どのような構築をされたかお聞かせください。

竹原
友だち追加をすると、さっそく初回体験の予約誘導メッセージが配信されます。
初回体験の予約申し込みフォームは、回答フォームで作成しています。希望の日時を入力いただいて、店舗に空き状況を確認し、担当者からお返事する流れです。
ご予約が確定した方には、リマインドメッセージが自動的に送られます。
予約をしていない方には、友だち追加から10日間ほど後追いのメッセージが配信されるよう設定しました。
また初回体験後は、入会時の手続き方法を回答フォームでご案内しています。
体験来店時はQRコードを読み込んで記録し、入会時も対応するとタグが付与される仕組みです。これによりファネル分析が可能となり、店舗ごとの課題が把握できるようになっています。
――予約日時のご案内以外、見事に自動化されていますね。配信面でこだわったポイントはありますか?

竹原
Lounge Rangeさんはインドアゴルフ場なので、建物の外観からはどういった施設なのかがわかりづらいところがあります。
そこで、利用者数が多い六本木店や白金高輪店などの一部の店舗では、Lフレックスで店内の写真付きメッセージを配信しています。
構築当初はまだLフレックスがなかったので、テキスト中心での訴求でした。
Lフレックスがリリースされてからメッセージを変えて、体験に来ていない方や未入会の方に向けて配信したら、白金高輪店で2名入ってきたんですよ。
Lフレックスでの訴求に変えて成果は向上したと思います。
――その他に運用面で工夫した点はありますか?

竹原
あとは分析面ですね。
Lステップの分析機能を使うと、例えば初回体験に申し込みをした人の性別や年代などのデータを店舗ごとに見れるので、各店舗の特徴や課題が見えてきます。
BALSAでは毎月次のようなレポーティングを行い、クライアントに報告をします。
データをもとに店舗に合った施策を検討できるのは、Lステップならではの強みと言えます。
その他、初回体験の申し込みフォームの回答データから、ユーザーが回答した日時を抽出し、そのデータをAIに入れて、回答した曜日や時間帯に傾向がないかを分析しました。
回答する曜日や時間帯に傾向があれば、そのタイミングにメッセージを送れば申し込みが増えるのではないか、という発想です。この話は先方の反応もかなりよかったです。
Lステップの導入により業務効率化に成功
――それは面白いですね。構築の成果をお聞かせいただけますか。

竹原
Lステップを導入して急激に初回体験の数が増えたわけではありませんが、リマインド配信が自動化できたことで工数削減につながっていると思います。
先ほどお話した回答データからの分析もLステップならではできることで、データを基に施策を考えられるところは非常に魅力を感じていただけています。
――本日はお時間をいただき、ありがとうございました。⇒LINE運用サービス説明資料の無料ダウンロードはこちら
まとめ
今回は、会員制インドアゴルフ場を運営する「Lounge Range」様のLステップ導入事例をご紹介しました。
- 自社あったLINEの活用方法を知りたい
- LINE運用をプロに相談したい
このような方は、250のアカウント運用実績を誇るBALSAにぜひお問い合わせください。
さまざまな業種や課題に対応してきた経験をもとに、最適なご提案をさせていただきます。