Lステップを導入して、運用を始める際に「上手く機能してくれない」というトラブルに直面する方もいるのではないでしょうか。
Lステップは、友だちの属性に応じて最適なメッセージを配信して、集客から育成、リピーターの獲得などビジネスに欠かせないツールです。
また、LINE公式アカウントより高い精度のセグメント配信で、メッセージ通数を抑えた配信ができます。
この記事では、新規顧客やリピーターの獲得に必要なメッセージ送信について、よくある設定ミスと送信できないときの確かめ方を詳しく解説しています。
新規顧客やリピーターの取りこぼしを防ぐためにも、最後まで読んで参考にしてください。
Lステップよくある設定のミスとは?
Lステップでよくある設定ミスをすると、運用の基本となるメッセージ配信が上手く機能しなくなります。
ここでは、メッセージが送信できないときの原因について、深掘りしていきます。
Lステップの初期設定ミス
LステップとLINE公式アカウントが正しく連携されていない場合があります。
LステップとLINE公式アカウントが連携されているか確認する方法は下記の通りです。
「Lステップ初期設定」のチャンネル情報入力画面で使用するLINE公式アカウントの[Channel ID][Channel secret]が正しいか確認する。
引用元|Lステップマニュアル
【入力内容の間違いにご注意】 Channel IDは、登録後の変更ができません。入力内容に間違いがあった場合は、ご解約の上、再度契約が必要です。※間違った情報を登録したまま運用を続けると不具合が出る可能性があります。 |
応答設定ミス
次に考えられる設定ミスは、LステップとLINE公式アカウントの「応答設定」のミスです。
まずは、LINE公式アカウントの応答設定から確認します。
LINE Official Account Managerの左メニューバーの【応答設定】へ移動
引用元|Lステップマニュアル
- チャット:「オフ」
- あいさつメッセージ:「オフ」
- Webhook:「オン」
- 応答メッセージ:「オフ」
上記のように設定されている場合は問題ありません。
自動配信機能の設定ミス
Lステップでよくある設定ミスでは、上記で説明した応答設定のミスが主な原因ですが、その他には「キーワード」の設定間違いによるものもあります。
Lステップの自動配信機能は、指定のキーワードが友だちから送信された際に、プレゼントやクーポンなどを自動返信する機能です。
指定の仕方により、友だちからキーワードが送られても反応しないため、間違いがないか確認しましょう。
【「Lステップ」というキーワードを設定】
- 「エルステップ」と同じ言葉でも違う文字を設定した場合
- 「L ステップ」と文字の間や前後に空白が入った場合
上記のような設定の場合、友だちがキーワードを送っても自動返信機能は反応しないため、確認が必要です。
Lステップのメッセージが送信できない原因を確認する際は、上記に挙げたポイントを確認すると良いでしょう。
ただし、上記の設定が正しいのにメッセージ送信ができない場合は、他の原因が考えられるため次の章で解説します。
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正しく設定されているのにメッセージが送信できない場合
初期設定やLステップとLINE公式アカウントの連携も正しくされていても、メッセージが送信できない場合があります。
ここでは、正しく設定されているのにメッセージが送信できない場合の確かめ方を解説していきます。
可能な送信数の上限に達している
送信が可能な通数を超過した場合は、メッセージが送れなくなります。
下記のメッセージと共に、上位プランのアップグレード案内が表示されます。
現在のプランの送信可能数が無くなったため、送信を停止しました。 |
引用元|Lステップブログ
メッセージ送信の停止と同じ月に再送信したい場合は、Lステップの契約をアップグレードする必要があります。
プラン変更の方法は「Lステップのプラン変更方法は?」を参考にしてください。
◾️Lステップのプランごとの特徴を知りたい方は、こちらがおすすめです。
友だちにブロックされている
LINE自体が友だちからブロックされている場合は、メッセージ送信はされません。
友だちからブロックされないように、友だちからブロックされない配信方法やコツを理解して、興味関心を高める施策を打ちましょう。
◾️「ブロックされにくい配信のコツ」を知りたい方が読まれている記事は、こちらが人気です。
LINE自体に通信障害が起こっている
LINE自体の通信障害で、メッセージが配信されないことがあります。
ここでは、通信障害が起こった際の対処法と合わせて解説します。
引用元|Lステップブログ
メッセージが送信されない時は、上記のアナウンスが表示されます。
送信エラー時の対処法
①送信エラー一覧をタップする。
エラーになった直近1週間の一覧に、「送信失敗日時」「名前」「メッセージ」が表示されます。
再送したい友だちがいる場合、右側の再送ボタンで再度送り直しができます。
②再送不要なメッセージは、左側の「無視ボタン」をクリックすると、メッセージ配信はされず一覧から消えます。
改めて予約して再送したい場合は、画面上部の「チェックしたメッセージを〜」へ指定する日時を入力して再送ボタンをタップすると再送予約が可能です。
引用元|Lステップブログ
送信エラーでシナリオ配信が停止した場合の対処法
ステップ配信中に送信エラーになった場合、設定上のタイマーは時間通りに作動します。
そのため、通信が復旧しても送信エラーの配信はされず、設定している時間通りの配信で進みます。
例えば、シナリオ配信を下記の時間配分で設定した場合。
|
友だちからすると、3通目の配信がないまま4通目が配信されるため、よくわからない内容が配信されたと感じてしまう場合もあります。
設定したシナリオ通りに配信するには、エラーメッセージ一覧から再送する、もしくはシナリオ配信の日時設定の変更が必要です。
その際に行う操作方法は以下の通りです。
シナリオの日時設定の変更する際は、該当する友だちの詳細画面から行います。
- 該当する友だちの詳細画面>シナリオ配信>シナリオ詳細操作>シナリオ日時更新へ進む
- 変更したいシナリオを日時変更して、更新ボタンをクリックして完了
引用元|Lステップブログ
通信障害が起きた際は、紹介した確認方法と対処法を実施して、友だち離れを防ぐため対応しておきましょう。
Lステップ設定のミスの原因を知って対策をしよう
この記事では、Lステップでよくある設定ミスや、メッセージ送信ができないときの確かめ方と対処法を紹介しました。
メッセージ配信は、導入の段階で確実に設定しておかないと正しく動作しません。
LステップとLINE公式アカウントの初期設定では、特に注意が必要です。
設定を間違えてしまうと、契約解除、再契約と手間と時間がかかります。
設定後のメッセージエラーについても触れました。
友だちに安心してもらうためにも、ブロックされにくい配信の工夫や通信障害後の配信確認ができるようにしておきましょう。
Lステップの初期設定やシナリオ配信などの施策実施について、課題を持っている、上手く運用できないなどお悩みがある方は気軽にご相談ください。
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これまでさまざまな企業や実店舗の運営に携わらせていただいています。
集客から売り上げ増加に繋げる導線作りを、二人三脚で実施・成功に導いています。
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