
イベント集客を行う中で、次のような課題を持つ事業者も多いのではないでしょうか。
- メールだと告知の開封率が低い
- 当日までのモチベーション管理が難しい
- 参加率を改善したい
イベント集客をする上でありがちな課題を、Lステップの活用で解消する企業が増えているのをご存じでしょうか。
今回は、株式会社HINODE様が運営する「Z-QUAKE SUMMIT」でのLINE活用事例を、弊社担当とのインタビュー形式でご紹介します。
200名超のイベント集客(オフライン開催)に成功したことに加えて、当日の参加者の行動を自動で記録できるよう仕組み化した好事例です。ぜひ参考にしてみてください。
2023年10月より(株)BALSAのメンバーに加入し、2025年7月現在、LINEディレクターとして、Lステップの構築・運用支援を累計20アカウント以上を担当。今までに、フィットネス・美容クリニック・イベント・スクール/教育など様々な業界のアカウントを運用。
目次
Z世代をターゲットにしたイベント集客用のLINEを構築
――まずは株式会社HINODE様について、簡単にご紹介いただけますか。
――BALSAが構築に入る以前から、同社ではLINE公式アカウントやLステップの運用をされていましたか?

竹原
いえ、LINE運用はされていませんでしたので、1からの構築でした。
――Lステップの導入はいつ頃でしょうか?

竹原
2024年の3月頃ですね。
――LINEは人材紹介や採用マッチングに使われているのでしょうか?

竹原
いえ、Z世代をターゲットにした「Z-QUAKE SUMMIT」というイベントを企画・開催していまして、そのイベント集客にLINEを活用しています。
――イベント集客用のLINEなんですね。イベントは頻繁に開催されているのでしょうか?

竹原
いえ、数ヶ月に1回の頻度で、最初の開催が2025年の2月、2回目が7月にあって、次回は来年の1月頃になる予定です。
――現在も運用支援に入っていますか?

竹原
はい、入らせていただいています。イベント開催の3〜4ヶ月前から徐々に集客を始めています。
イベントの参加率を高めるべく、リマインド配信を徹底
――イベント集客用の構築で、こだわったところや工夫したポイントをお聞かせください。

竹原
イベントはHINODEの代表やメンバーに加え、さまざまな企業の代表やゲストを招いての開催で、その方々の発信のおかげで申し込み数は順調に伸びました。
集客は順調だったので、LINEでは参加率を上げるべく、リマインドを合計10通ほど配信しました。
ただリマインドを送るのではなく、参加者と同じZ世代からのメッセージの方が反応がよいのではないかと考え、HINODEメンバーのさほさんという方をナビゲーター役にして、毎回さほさんのアイコンで配信した点がひとつ工夫したポイントです。
DRM※のような感じで、意気込みや思いを送ってくださいと書いてるのもポイントです。
この一言を添えて配信したら、実際たくさんの方からリアクションがありました。
※ダイレクトレスポンスマーケティングの略。発信に反応したユーザーに対し、商品やサービスの販売を行うマーケティング手法のこと。
――すごい反応がきていますね。

竹原
そうなんですよ。モチベーションを高める施策として、時にこういった参加型のメッセージも配信しました。
――なるほど。返信いただいた方にはまた何かメッセージを送られたのでしょうか?

竹原
はい、個別にコメントありがとうございますとメッセージを返しました。
あとは当日登壇されるゲストの紹介や、企業のブース出店があるのでその案内図を配信していた感じですね。
――イベント申し込み前の方には、どのような配信をされていたのでしょうか?

主に参加につなげるためのイベント告知配信ですね。
リッチメニューからもイベント情報の確認や、参加申し込みができるようにしています。
アイコンを変えてメッセージを送るとか、もう少し個別感を出すような配信も検討はしていたんですけど、集客が順調だったので前回はそこまでの対応はしませんでした。
210名のイベント集客に成功、参加者数は5倍の規模に
――構築の成果をお聞かせいただけますか。

竹原
1回目のイベントは60名の集客が目標で、参加者は42名ほど。直近に開催された2回目のイベントは300名の集客が目標で、参加者は210名でした。
2回目は申し込み数は380名ほどありましたから、参加率でみると60%くらいですね。個人的には参加率70%を目標にしていたので、少し想定を下回りました。
ここは反省点で、次回は申し込みの導線も見直しをして、集客部分もより強化していく予定です。
――参加はオフラインのみですか?

竹原
そうです。実際に会場に来れる方のみが対象です。
――オフラインのみで200名以上集められるイベントって、結構すごいですよね。

竹原
そうですね、1回目からみると参加者は5倍に伸びているので、順調に規模拡大に成功していると言えます。
ちなみに3回目は700名、4回目は1,000名規模を目標にするとのことなので、当日の立ち回り含めて考えないと
――竹原さんは当日会場にも行かれたんですか?

竹原
はい、行ってきました。スタッフTシャツとタグ付けて、スタッフとして参加しました。
――BALSAのサポート範囲すごいですね(笑)普段Lステップの操作は、HINODEのご担当者様がされているのでしょうか?

竹原
いえ、基本操作していないと思います。面談日程の調整とかも僕の方でしていますので。
――がっつり運用支援に入っているんですね。

竹原
そうですね。HINODEさん大阪に拠点があるんですけど、大阪に行くタイミングで直接お会いすることも多いんですよ。
関西でZ世代向けに大きなイベント開催してるところが他にもあるんですけど、そこに並ぶくらいに成長してほしいなと思いながら対応させていただいています。
スタンプラリーや投票など、当日会場でもLINEが活躍
――その他に運用面で工夫した点はありますか?

竹原
実は当日会場でもLINEが結構活躍しているんですよ。
例えば、参加者がどの企業のブースを回ったかわかるように、スタンプラリー形式にしてQRコードを読み込む仕組みを作って、参加記録を全部取得しています。
あとZ世代の方が3名登壇して行うピッチイベントがあって、どなたがよかったか投票をLINEでできるような仕組みも構築しました。
――集客面以外でもかなりLINEが活躍していますね。本日はインタビューにご協力いただき、ありがとうございます。
まとめ
今回は、人材紹介会社「株式会社HINODE」様のLステップ導入事例をご紹介しました。
- 自社あったLINEの活用方法を知りたい
- LINE運用をプロに相談したい
このような方は、250のアカウント運用実績を誇るBALSAにぜひお問い合わせください。
さまざまな業種や課題に対応してきた経験をもとに、最適なご提案をさせていただきます。