
集客面に課題を抱える塾経営者の方は多いのではないでしょうか。
- もっと効率的に集客したい
- チラシを配ったけど全然反応がない
- Web広告を使った方がいいのかな...
今回は、チラシ集客×LINE運用で成果を上げている「個別指導塾ふじ」様の事例を、弊社担当とのインタビュー形式でご紹介します。
オフライン集客とLINE運用を組み合わせ、運用開始2週間で入塾者を獲得した好事例です。ぜひ参考にしてみてください。

【中川聖悟(しょうご)】
株式会社BALSA代表/Lステップ認定コンサルタント
LINE公式アカウントおよび、Lステップの構築・運用支援を基軸にしたマーケティング支援に従事。累計50社以上の企業LINE公式アカウントの立ち上げ運用に携わり、運用したアカウント数は累計200を超える。これまで担当した業種は、フィットネス、クリニック、学習塾、Webスクール、コンサルティング、ECなど、あらゆるジャンルでの運用に対応。
集客力を上げる目的でLINEを導入
――まずは個別指導塾ふじ様について、簡単にご紹介いただけますか。

ショーゴ
名古屋市緑区にある個別指導塾です。代表が元々小学校の教師で、その経験を活かして塾を開業し、勉強を挫折した子や学校があまり好きではない子に対して、まずは平均点ぐらいまで取ろうよというアプローチをしているのが特徴です。
――なるほど。小中学生が対象の塾でしょうか?

ショーゴ
そうですね。ほぼ中学生です。
――中学生というと、LINEの登録は保護者の方がメインですか?

ショーゴ
保護者の方が多いですが、お子さんが登録してくれるパターンもあります。
――そうなんですね。BALSAが構築に入る前から、先方はLINE公式アカウントやLステップは導入されていましたか?

ショーゴ
いえ、どちらも導入していませんでした。
ホームページとInstagram、あとYouTubeチャンネルもありましたが、LINEはなかったんですよ。LINE構築の費用がネックで導入できていなかったようです。
弊社の構築と運用の費用感なら問題なかったようで、導入に至りました。
――Lステップの導入時期はいつ頃でしょうか?

ショーゴ
2025年の6月です。
――個別指導塾ふじ様が抱えていた課題や要望をお聞かせください。

ショーゴ
課題はWebからの集客が弱かったところですね。無料体験の申し込み数を増やすのがLINEのゴールです。
ホームページとLP、そしてチラシにLINEの友だち追加導線を設置
――課題に対して、どのような構築をされましたか?

ショーゴ
まず友だち集めの導線は、ホームページとLPがあるんですけど、どちらにもポップアップを入れました。診断ができる訴求でLINEに誘導しています。

LINE登録をすると、診断のご案内が送られます。

カルーセルの診断で、1問ずつ回答していく仕組みです。

診断結果は4パターンありまして、最後はすべて体験予約の導線を設置しています。

体験の申し込みフォームは、回答フォームで作成しました。

LINEの集客導線にはチラシもありまして、近辺に2,000枚ほど配ったんですけど、実はチラシからの集客が結構ハマっています。

――チラシも効果あるんですね。

ショーゴ
そうなんですよ。効果が出ないチラシのあるあるは、CTAがないことなんですよね。
そのチラシをみて何をすればいいのかがわからないので、行動につながりづらいわけです。
LINE登録のCTAの設置や、チラシを受け取った人だけ夏期講習の間は入塾料が無料になるといった特典を明記することで、行動につながりやすくなります。
あとチラシは表面だけの確認になりがちなので、裏面もあるとアピールするのもポイントです。
――BALSAはチラシ作りもできるんですね。体験に行った人のアフターフォローや、体験に参加していない人の訴求は分けていますか?

ショーゴ
体験申し込み以降の対応は今のところ先生たちにお任せしていて、個別にやりとりをしていただいています。
体験申し込みをしていない人については診断が終わった後、ちゃんと塾のことを訴求して体験につなげるところが非常に重要だと思うので、シナリオを組んでいます。

あとは定期的に一斉配信で無料体験の訴求をしています。
――保護者だけでなく、お子さんがLINE登録してくれるパターンもあるとのことでしたが、訴求は変えていますか?

ショーゴ
はい、そこはやはり訴求を変えるべきだと思うので変えてます。
具体的にはお子さんが登録された場合は、あまり硬くならないような文章で訴求しています。

チラシからのLINE登録は20件、そのうちの1人が入塾につながる
――Lステップの導入から3ヶ月ですので、運用はまだ始まったばかりだと思いますが、導入の成果は見えていますか?

ショーゴ
約2,000枚配ったチラシからのLINE登録が20件ほどありました。CV1%ですね。
チラシ経由のCVは0.1%とか当たり前にありますので、1%は相当よい数字と言えます。
そこから1件体験申し込みにつながり、そのまま入塾が決まったのが運用開始から2週間の成果です。
――さっそく入塾につながってるんですね!塾だと結構長く通う人も多いイメージですが、いかがでしょうか?

ショーゴ
そうですね、長い人だと3年くらい通うと思います。
――そう考えると、1人入塾が決まれば大きいですよね。

ショーゴ
おっしゃる通り、1人が1年継続してくれるだけでも結構な売上につながります。
当初は、夏期講習と冬期講習のときだけチラシを配って集客する予定だったんですけど、今回成果が出たので、10月あたりの通常の期間もチラシ施策をやってみることにしました。
あとは、すでにあるInstagramやYouTubeの活用とMEO対策を行い、集客を強化していこうと思っています。
――リッチメニューの設計についてもお聞かせいただけますか。

ショーゴ
リッチメニューはシンプルで、塾の考えとかこれまでの生徒さんの実績とかを入れて、不安の解消につなげられるようにしています。

生徒さんの実績

ユニークなところは、塾までのアクセスですね。地図を載せるだけではなくて、最寄り駅から実際に歩いた動画を撮影していただいて、行き方をご案内しています。

――ユニークな取り組みですね。その他に個別指導塾ふじ様の構築をするにあたり、こだわった点や工夫したところがありましたらお聞かせください。

ショーゴ
まずはチラシでの集客をしたところでしょうか。僕が名古屋出身ということもあり、ふじがある緑区は学生の多い住宅街だと知っていました。
加えて近辺の塾の調査をした結果、大手も個別もあるんですけど、個別塾で気合い入れてマーケティングしているところはないんですよ。
地域柄まずはチラシで認知を取りにいくのがよいだろうと考え、チラシでの集客を選択したのがひとつ。
あとは、保護者とお子さんでの情報の出しわけですね。
保護者はやっぱり費用対効果を重視しますから、塾長が小学校の教員だったことや生徒さんの実績をしっかり訴求しています。
一方でお子さんも結果は大事なんですけど、それよりも例えば「周りの友達がみんな塾に通ってるのに、自分だけ通えないのは嫌だ」とか、そういう理由の方が行動につながると思うんですよ。僕自身もそうだったので。
保護者とお子さん、それぞれの目線で訴求を変える点は意識したところです。
――本日はお時間をいただき、ありがとうございました⇒LINE運用サービス説明資料の無料ダウンロードはこちら
まとめ
今回は、個別指導塾ふじ様のLINE活用事例をご紹介しました。
- 自社あったLINEの活用方法を知りたい
- LINE運用をプロに相談したい
このような方は、250のアカウント運用実績を誇るBALSAにぜひお問い合わせください。
さまざまな業種や課題に対応してきた経験をもとに、最適なご提案をさせていただきます。








