日常生活の中でQRコードを読み取って、登録や決済をする方は多いのではないのでしょうか。
Lステップでは、アカウント登録に至る経路先へQRコードを貼ることで、経路ごとに登録した人数を数値化できます。
「QRコードの作り方がわからない…」
「QRコードを使う効果を知りたい」
今回は、LステップのQRコードを作成する4つの手順や、流入経路分析への活用により得られる効果を解説します。
QRコードは顧客の離脱防止にもなるマストな機能なので、この機会に使い方をマスターしましょう。
- LステップのQRコードとは
- LステップのQRコード:4つの作成手順
- QRコードが流入経路分析にマストな理由
- 流入経路分析で得られる効果
- QRコード:おすすめのアクション設定2つ
LステップのQRコード機能はマーケティングに活用できる
Lステップのプロプラン以上で利用できるQRコード機能の活用で「誰が・いつ・どの媒体から友だち登録をしたのか」がわかります。
この3つの情報は、マーケティングをするうえで非常に大事なキーポイント。
友だち登録人数が数値化され、どの媒体から多く集客できているのか一目瞭然になれば、友だち登録者数増加の施策を練る際にも役立ちます。
【Lステップ】QRコードの作成手順4つ
QRコードは、プロプランに加入している方であれば作成できます。
4ステップでかんたんに作れるので、ぜひ試してみてください。
①「流入経路分析」をクリックする
管理画面にログインし、画面左の「統計情報」から「流入経路分析」を選びましょう。
今回の手順で作成したQRコードを活用すれば、アカウント登録に至る経路の中で「どの経路が人気があるか」を把握できます。
②「+新しい流入経路」を選ぶ
「+新しい流入経路」を押して、登録画面へ移動しましょう。
「流入経路名」は入力必須です。
流入経路がわかるように、各媒体名を入力するのがおすすめ。
また、QRコード下に表示される文字を10文字で設定できます。
「ここから友だち登録」のように、登録を誘導する言葉を入れましょう。
③「アクション設定」をクリックする
流入経路名から一つ下の項目にある「アクション設定」をクリックすると、アクションの一覧が表示されます。
- テキスト送信
- テンプレート送信
- タグ操作
- 友だち情報操作
- シナリオ操作
- メニュー操作
- リマインダ操作
- 対応マーク・表示操作
- 通知
- 予約操作
アクションを選択後「この条件で決定する」をクリックします。
中でもぜひ設定しておきたいのが「タグ操作」です。
QRコードにタグを付けると、クリックした人の数がわかります。
タグ操作については、後ほどおすすめの設定として詳しく解説しますので参考にしてみてください。
④「友だち追加時設定」をする
再び流入経路の作成画面に戻ります。
「友だち追加時設定」の項目は「無視する」のままでOK。
登録ボタンをクリックし、操作はこれで完了です。
QRコードを取得したら流入分析機能の活用はマスト
たとえば、YouTubeからLINEへの誘導を積極的におこなっている企業があるとしましょう。
ですが、分析結果でTwitterからのほうが友だち登録者数が多いと知れば、その後はTwitterでの情報発信に力を入れるはず。
流入経路数を知る手段には、QRコードの利用が効果的です。
QRコードに「タグ」を設定すれば、各媒体の流入経路数を把握できるので、効率よくマーケティングをおこなえます。
流入経路分析の使い方を詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
流入経路分析で得られる2つの効果
QRコード作成後の流入経路分析の活用は、マーケティングにおいてもマストです。
そこで、流入経路分析をすることで得られる2つの効果について解説します。
効果1:費用対効果が一目でわかる
どの媒体からの流入が多いかを可視化できるのは、同時に費用対効果が可視化できることでもあります。
宣伝費用の分配をする判断材料として最適なのが、流入経路分析。
媒体ごとに費用対効果を比較し、最も効果が出ている媒体に広告費や人件費を投入することで、効率のよい宣伝費用を掛けられるでしょう。
効果2:開封率や訴求率の向上が期待できる
登録数の多いユーザー層がわかると、ターゲットが興味を持つメッセージやリンクの送付ができます。
関心を集めるメッセージを送れば開封率や訴求率が向上し、結果的にはさらなる売上につながるでしょう。
QRコードをより活用できる2つのアクション
前章で紹介したQRコードの作成手順で、アクション設定をおこないました。
ここでは、おすすめ設定の「タグ操作」に加えて「テンプレート送信」についても解説します。
【QRコード×タグ操作】→ユーザーの行動をより詳細に分析できる
QRコードの作成方法で紹介したアクション設定では、10項目の操作選択ができます。
ここで必ず設定しておきたいのは「タグ操作」。
年代や性別・居住地などをタグで設定することで「どの層からの登録が多いのか」を分析できます。
また、YouTubeやInstagram、Twitter、ブログなど「どの入り口から登録にたどり着いたか」という行動までもが分析可能。
タグ付けで収集した情報をかけ合わせれば「Instagramから流入した女性の数」といった、詳細なデータも取得できます。
ユーザーの友だち登録に合わせてタグが付けられるので、成約率を上げる施策を検討するうえで、非常に便利な項目といえるでしょう。
【タグ付け×テンプレート送信】→参加者の把握とファン化の促進が期待できる
タグ付けと組み合わせて実行したいのが「テンプレート送信」。
講演会やコンサートといった、受付管理が必要になる場面を例にあげましょう。
QRコードの読み取り時に「参加者」とわかるようにタグ設定をします。
さらにテンプレート送信を設定すれば、ユーザーがQRコードの読み取った際に「参加を受け付けました」といったメッセージの送信が可能に。
アクション設定の活用次第では、実際に参加した顧客の把握と、入場受付をまとめてLINEで管理できます。
後日、参加者限定特典やお礼メッセージの送信も可能なので、顧客の満足度もさらにアップするでしょう。
QRコードの活用で効果的なアプローチをしよう
今回は、QRコードの作成手順や流入経路分析への活用方法・アプローチに使える効果的なアクションを解説しました。
また、流入経路分析を使用すると友だち登録時に「認証画面」が必ず出てしまい、ここでわずかな離脱も考えられます。
ただし、顧客の分析を重ねることで配信内容もより濃いものとなり、購買意欲や成約率の向上を期待できるでしょう。
QRコードの活用は、LINE構築代行のプロを利用することで、さらに精度の高いアプローチが可能です。
Lステップを使いこなしたい方は、構築代行への相談を検討してみてください。