LINEアカウントは、国内の月間ユーザー数が9,500万人以上とSNS内でもトップのシェア数を誇っています。
ビジネスに特化したツールとして利用する場合に「LINEビジネスアカウント」(LINE公式アカウント)へ登録することをご存知の方も多いと思います。
しかしLINEアカウントとLINEビジネスアカウントでは、何が違うのかわからないと思われる方もいるでしょう。
この記事では、LINEアカウントとLINEビジネスアカウントの違いや、個人がビジネスアカウントを使ってはいけない理由について解説します。
「LINEビジネスアカウント」(LINE公式アカウント)の導入を検討されている方は、最後まで読んで参考にしてみてください。
LINEアカウントとLINEビジネスアカウントの違いとは?
こちらでは、LINEアカウントとLINEビジネスアカウントの違いについて説明します。
LINEアカウントとLINEビジネスアカウントの違い① 利用するユーザーの違い
LINEアカウントとLINEビジネスアカウントでは、利用するユーザーに違いがあります。
LINEアカウント
個人が、友達や家族とコミュニケーションをとるツールとして利用します。
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)
企業や店舗が、複数人のユーザーに対して情報を発信して、商品やサービスの案内、利用や購入に繋げるために活用します。
そのため、LINEビジネスアカウントは、幅広い業界で事業形態の大小問わず活用されています。
個人が利用するのか、企業や店舗が利用するのかといった大きな違いがあります。
LINEアカウントとLINEビジネスアカウントの違い② メッセージの送信方法
次にLINEアカウントとビジネスアカウントでは、メッセージの送信方法に違いがあります。
LINEアカウント
基本の配信方法は、1人の友だちとのやりとりです。
LINEグループを作ったときのみ、グループ内の全員へメッセージ送信ができます。
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)
企業や店舗の配信方法は、友だち登録しているユーザー全員に向けて送信ができます。
- 一斉配信
- セグメント配信
- ステップ配信など
◾️LINE公式アカウントのステップ配信・セグメント配信についてもっと知りたい方はこちら
LINEアカウントとLINEビジネスアカウントの違い③ 利用プランの違い
次にLINEアカウントとLINEビジネスアカウントでは、利用プランに違いがあります。
LINEアカウント
個人アカウントの利用では、メッセージ配信・グループ配信・スタンプが無料で使えます。
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)
契約するプランにより、毎月の利用料金が発生します。
また一定のメッセージ数を超える場合には、追加費用が必要なプランもあります。
◾️LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の料金プラン
コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
利用料金/月 | 無料 | 5,000円(税抜) | 15,000円(税抜) |
通数/月 | 200通まで | 5,000通まで | 30,000通まで |
追加メッセージ | 不可 | 不可 | 〜3円/通 |
個人で利用するLINEアカウントは無料で利用できますが、LINEビジネスアカウントでは、上記の表の通りに利用料金が発生します。
◾️LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の無料・有料料金についてもっと知りたい方はこちら
またLINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)に登録すると、独自の機能が使えるようになり集客効果が高まります。
- リッチメニュー
- ショップカード
- クーポン
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の代表的な機能を簡単に紹介
・リッチメニュー
リッチメニューとは、LINEのトークページに大きく配置されているメニューボタンです。
引用元|LINE公式アカウント
運用目的に合わせてメニュー表示を作成して配置できるため、ユーザーの興味を引きやすく反応率アップが期待できます。
またショップカードの配置やクーポンの配布、集客や売り上げに繋げる外部サイトへ遷移させることも可能です。
◾️LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)のリッチメニューについてもっと知りたい方はこちら
・ショップカード
ショップカードとは、LINE上で来店や商品購入の特典としてポイント付与ができ、LINE公式アカウントで発行・管理できる機能です。
引用元|LINE公式アカウント
ポイント付与ができるQRコードを読み取ると、ポイントが加算される仕組みです。
特典内容については自由に設定でき「何ポイント付与」「何ポイントで特典を提供」「どの特典を提供するか」の項目が設定できます。
・クーポン
LINE上で発行したデジタルクーポンを、友だち追加をしてくれたユーザーに対して配信する機能です。
引用元|LINE公式アカウント
友だち限定のお得な情報としてクーポンを配信することで、特別感が高まり来店増加に繋がりやすくなります。
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)は、個人で利用するLINEアカウントと大きく異なり、導入することでビジネスの幅を広くします。
またLINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)では、他にも分析機能が使用できるため、運営状況に合わせた施策を打ち出すことも可能です。
◾️LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)についてもっと知りたい方はこちら
個人がビジネスアカウントを使ってはいけない理由
ここからは、個人がビジネスアカウントを使ってはいけない理由について説明します。
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)は、基本として、個人や企業・店舗運営でも簡単に登録できます。
しかし、個人がLINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)を作成する際には注意が必要です。
【個人アカウントで、LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)へ登録する際のリスク】
・LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)で管理者権限を持つ方に、個人アカウントのアイコンや名前が知られる ・万が一垢BANされると、プライベートの友達ともLINEのやりとりができなくなる |
そのため、LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の登録をする際は、業務用メールアドレスを使用する方法を推奨します。
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の登録方法
ここでは、LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の登録方法をお伝えします。
登録方法はとても簡単で、3つのステップを踏むだけです。
- LINEビジネスIDの登録をする
- 必要事項を記入する
- 管理画面へログインする
LINEビジネスIDの登録
LINEビジネスIDの登録方法は2通りありますが、下記では「メールアドレスで登録」の流れを説明します。
(メールアドレスでLINEビジネスIDを作成後、個人LINEのアカウントと連携することも可能です。)
引用元|LINE公式アカウント
メールアドレスで登録をクリックすると、アドレス入力画面になりますので、業務で使用するアドレスを入力しましょう。
※LINEビジネスIDの作成と同時に、不正アクセス防止のため、2段階認証の登録を推奨します。
【LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の2段階認証とは】
1段階目:メールアドレスとパスワードを入力する
2段階目:6桁の認証コードを入力する
2段階認証を設定しておくと、アカウントの乗っ取りを事前に防ぐことが可能です。
必要項目を入力する
次に、アカウントの作成フォームで必要事項を入力します。
引用元|LINE公式アカウント
企業や店舗で利用する場合には、アカウント認証を申請し、認証済みアカウントを取得しておくことをおすすめします。
【認証済みアカウントの取得とは】
未認証アカウントと認証済みアカウントの2種類あります。
認証済みアカウントでは、青色バッジが表示されて無料のポスターをダウンロードできたり、請求書決済が利用できたりなどのメリットがあります。
「認証済みアカウント」に別途料金はかかりません。
管理画面へログインする
引用元|LINE公式アカウント
管理画面へログインができれば、LINEビジネスアカウントの登録が完了します。
登録完了後は、企業・店舗の基本情報を登録していきましょう。
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)は誰でも簡単に登録・利用が可能です。
今の運営をさらに幅広くしたい方は、ぜひLINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の利用をおすすめします。
またLINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の登録には、個人のLINEアカウントより、企業ごとのアカウント作成が望ましいです。
◾️LINEアカウントとLINEビジネスアカウントの違いについてもっと知りたい方はこちら
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)は、企業や店舗の運営をさらに幅広くする要素を兼ね揃えています。
そのため、これから事業を大きくしたいと考えている方には、とても手軽に始めることができるビジネスの拡張ツールとして認識しても良いでしょう。
LINEビジネスをさらに効率化するためには
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)は、便利にはなりますが万能ではありません。
集客で友だち登録数が100人・200人・300人と増えていくと、運営側が手作業で管理する場面も膨大になっていきます。
その際は、LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)を、より効果的・効率的に拡張するツールの「Lステップ」をご検討下さい。
友だちへ配信するメッセージから、データ管理や分析までを自動化して運営側の負担を軽減しながら、ビジネスシーンを拡大し続けます。
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)に特化した、拡張ツールだからこそLINEビジネスの強みを引き出すことが可能です。
LINE構築の専門家が、抱える悩みから解決するお手伝いをいたしますので、まずはお気軽にご相談からお問い合わせ下さい。
LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)を駆使して、ビジネスシーンを拡大する
今回は、LINEアカウントとLINEビジネスアカウントの違いについて紹介してきました。
LINEビジネスアカウントは、個人のLINEアカウントでも登録・運用は可能ですが、リスクも伴うため、事業ごとのアカウント登録がおすすめです。
【個人アカウントで、LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)へ登録する際のリスク】
・LINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)で管理者権限を持つ方に、個人アカウントのアイコンや名前が知られる ・万が一、垢BANされると、プライベートの友達ともLINEのやりとりができなくなる |
適切な運営をするためにも、個人アカウントでのビジネスアカウントの登録は、慎重に検討してください。
また、集客・売り上げが多くなるにつれ、運営側の作業も膨大になります。
運用管理者が業務過多で疲弊しないためにも、その後の展開を含めて効率的な運用が叶う、拡張ツール「Lステップ」の導入も検討して下さい。
一番に考える点では、友だち・ユーザーがいかに満足できるかが重要です。
しかしその裏で支える管理・運営に関わる方がいてこその結果も踏まえて、システム導入の検討をおすすめします。
弊社では、抱える悩みの大小に関わらず、運営者様を支えるために尽力いたします。