Lステップを導入してアカウントを運用するなら、いち早く収益化につなげたいと考えるのではないでしょうか。
Lステップの全機能が備わっているプロプランなら、活用次第で収益化の可能性が高まるでしょう。
そこで本記事では、Lステップ「プロプラン」の機能や注意点を解説します。
Lステップのプランをどれにしようか考える際に、ぜひ参考にしてみてください。
- Lステップのプロプランでできること
- Lステップのプロプランにしか備わっていない機能
- LステップのプロプランとLINE公式アカウントとの違い
- Lステッププロプランの支払い方法
- Lステップのプロプラン使用時の注意点
Lステップのプロプランとは
Lステップの中で、すべての機能を使えるプランがプロプラン。
プロプランには顧客の分析に長けた機能が備わっており、活用次第で一人ずつの関心に合う配信ができます。
プロプランの契約を検討する場合、30日の無料利用期間があるので各機能を吟味できるでしょう。
無料期間が終了すると、月額32,780円(税込)での契約となります。
Lステップ導入には、LINE公式アカウントプランとの併用が必要な点を忘れないようにしましょう。
配信通数が同数のスタンダードプラン16,500円/月と合わせると、アカウント運用にかかる費用は全部で49,280円/月です。
無料期間を過ぎて解約を検討する場合、3ヶ月間はプランを利用しなければなりません。
Lステップのプロプランは、毎月45,000通までの配信が可能です。
スタートプラン・スタンダードプランと比べて30,000通以上も配信通数が多いので、顧客にアプローチできる頻度を増やせるでしょう。
Lステップのプロプランでできること
Lステップのプロプランは、スタートプランに備わっている基本機能のほかに、以下の機能も使用できます。
- コンバージョン
- サイトスプリクト
- アクション管理(スケジュール実行あり)
- クロス分析
- 流入経路分析
- スタッフ権限設定
プロプランでしか使用できない機能は「スケジュール実行ありのアクション管理・クロス分析・流入経路分析・スタッフ権限設定」です。
プロプランの分析機能から顧客の関心度を知れるので、配信内容を濃くしたり配信自体を停止したりの選択も可能となります。
Lステップのプロプランにしか備わっていない機能
ここでは、Lステップのプロプランにしか備わっていない機能を3つ紹介します。
プランを検討している方は、以下の機能を使うかどうかもイメージしてみてください。
- クロス分析
- 流入経路分析
- スタッフ権限設定
①クロス分析
2つ以上の項目をかけ合わせることで、細部まで顧客情報を分析できる機能がクロス分析。
これまで、顧客がアカウントに何を求めているかわからなかった人は、クロス分析の結果をもとに顧客の関心を探れます。
たとえば、上記の画像のように「流入経路と属性」をかけ合わせて、クロス分析を行うとしましょう。
どこからLINEへと流入したのかを示す「流入経路」と、性別のような「属性」をかけてクロス分析すると、どの媒体からどのような属性の人が流入したか確認できます。
クロス分析をすることで、顧客の関心が高くなる配信を作成できるので、より高い成果を出すことができるでしょう。
②流入経路分析
顧客が友だち登録に至るまでの経路を分析できる機能が、流入経路分析。
流入経路分析を用いると集客数が多い媒体を把握できるので、どこの情報発信に重きを置けばよいか判断がつきます。
Lステップには集客機能がないため、顧客が友だち登録に至る経路を事前に作成しなければなりません。
流入経路の主な種類は、以下のとおりです。
- YouTube
- 店頭や広告のQRコード
流入経路分析で「YouTube経由での登録が多い」と判明した場合、効率よく集客したい人はYouTubeの情報発信に力を入れる選択ができます。
さらに、流入経路分析にクロス分析を合わせれば「商品購入率が高い流入経路」のように、細部までの分析が可能です。
③スタッフ権限設定
アカウント運用に手が回らず、配信代行の利用を検討する際は「スタッフ権限設定」をしましょう。
スタッフ権限設定をすると、管理者が触れてほしくない機能を制限できるので、誤って削除するようなミスを減らせます。
スタッフ権限は、以下のように分けられます。
- 管理者 → すべての操作が可能。管理者は一人のみ。
- 副管理者 → すべての操作が可能。
- 運用者 → LINE公式アカウントの設定・スタッフ設定・データ移行以外の操作が可能。
- 一般スタッフ → 設定された操作が可能。
管理者が操作権限を設定すれば、アカウント運用を他の人に任せる選択肢が増えるので、負担軽減につながるでしょう。
LステップのプロプランとLINE公式アカウントとの違い
ここでは、LステップのプロプランとLINE公式アカウントとの違いとして、Lステップを導入するからこそできることを解説します。
- 友だちの情報を認識できる
- 個別トークを管理者側から配信できる
- 配信通数のカウントを節約できる
- 顧客ごとに配信内容を変更できる
LINE公式アカウントのみでは、友だちの性別・年代・居住している都道府県などの「みなし属性」しか把握できません。
Lステップを利用すれば、登録名だけでなく「どの商品を購入したか、配信をどこまで読んだか」という細かい情報まで知れます。
また、LステップとLINE公式アカウントでは、配信通数のカウント方法にも違いがあります。
LINE公式アカウントでは、トーク画面に表示される吹き出し数が3つで1回とカウントされるのが基本です。
対してLステップは、5つの吹き出しで1回とカウントします。
場合によっては、5つで2回のカウントになることもありますが、Lステップの方が通数の節約になるでしょう。
LステップとLINE公式アカウントの最大の違いは「顧客ごとに配信内容を変えられるかどうか」という点と言えます。
LINE公式アカウントは、顧客全員に同じ内容のメッセージしか送信できません。
配信内容に興味がわかなければ、アカウントからの離脱につながる可能性が高まります。
Lステップのプロプランにある分析機能を活用すれば、顧客が何に興味を持っているか把握できます。
顧客ごとに関心を引く配信に変更することで、離脱やブロック防止につながるだけでなく成約率の向上も期待できるでしょう。
Lステップのプロプラン利用に向いている人
Lステップのプロプラン利用には、以下の要素を含む人が向いているでしょう。
- 友だち登録者数が多い
- 効率よく集客をしたい
- 顧客の反応を知りたい
- アカウント運営を他の人にも任せたい
Lステップのプロプランは毎月45,000通までと、3つの基本プラン中で最も多く配信できます。
登録者数が伸びているアカウントであれば、プロプランを利用すると配信通数に余裕を持てるでしょう。
また、プロプランにしかない「流入経路分析」を活用すれば、流入数が多い媒体を特定できます。
登録者数の多い媒体からの情報発信を強化すれば、他よりも効率よく集客できるのです。
さらに「流入経路×登録者数×商品購入者数」のようなクロス分析をすれば、流入経路ごとの商品購入率も割り出せます。
分析に力を入れて顧客満足度の向上を目指す方には、Lステップのプロプランが最適と言えるでしょう。
Lステップ「プロプラン」からのアップグレード方法
Lステップのプロプランだけでなく、スタートプラン・スタンダードプランも30日間は無料で利用できます。
アップグレードには制限がないので、無料期間中もプランが変えられ、プロプランからは「大量送信プラン」への変更となります。
Lステップのアップグレードは、即日から変更が適用されます。
しかし、LINE公式アカウントはプラン変更の手続きをしても、次月の初日から適用となるので注意しましょう。
Lステップ「プロプラン」の支払い方法
Lステップ全プランの支払い方法は、クレジットカード決済のみです。
無料期間が終了した後の初回課金日は、全員が同じ日ではなく契約した日付により異なるので注意しましょう。
たとえば、Lステップの利用開始日が10日の場合、翌月10日が課金日となります。
解約を検討する場合は、課金日の3営業日前までに手続きを済ませましょう。
利用料発生後に月の途中でアップグレードをする場合は、プランの差額を支払います。
プロプラン32,780円から10万通プラン87,780円に変更した場合、差額料金は55,000円でプラン変更と同時決済です。
Lステップのプロプラン使用時の注意点
Lステップのプロプランを上手く活用するためにも、以下の2点に注意しましょう。
- スタートプラン・スタンダードプランへのダウングレードはできない
- LINE公式アカウントのプラン併用が必要になる
注意点①スタートプラン・スタンダードプランへのダウングレードはできない
Lステップのプロプランからは、スタートプラン・スタンダードプランへダウングレードできません。
ダウングレードできない理由は、使用できる機能が異なるからです。
ダウングレードしたい場合は、一度解約したうえでLINE公式アカウントを新規取得し、再度Lステップを契約し直す必要があります。
ただし、大量送信からプロプランへのダウングレードは、使用機能が同一のため変更可能です。
注意点②LINE公式アカウントのプラン併用が必要になる
Lステップの利用には、LINE公式アカウントのプラン併用が必要な点に注意しましょう。
そもそもLステップは、LINE公式アカウントと併用しなければ機能しません。
よって、Lステップを導入する際は、LINE公式アカウントの利用料金も加算されます。
LINE公式アカウントとLステップののプランは、配信通数が同数のプランを選択するのが基本です。
Lステップのプロプランを利用する場合、LINE公式アカウントでは「スタンダードプラン」を選択します。
プロプランが32,780円で、スタンダードプランが16,500円なので、毎月のアカウント運用費は49,280円です。
予算オーバーでアカウント運用ができなくなれば、求める成果を得られませんので、プラン検討時はコスト面も重視しましょう。
Lステップのプロプランまとめ
今回は、Lステップの全機能を使用できる「プロプラン」について解説しました。
プロプランは分析機能が充実しており、活用次第で顧客情報を細分化できます。
細分化したデータをもとに各顧客に合わせた配信ができれば、アカウントの収益化につながりやすくなるでしょう。
プロプラン利用には、毎月5万円近くの費用が必要なので、アカウント運用に必要なプランであるか十分に吟味してください。