2024年7月24日にLステップの開発会社である株式会社Maneqlが、新たな拡張システム「LステップPlus+(Lステッププラス)」を発表しました。
LステップPlus+では、B2Cマーケティングにおいて新たな展開が期待されています。
「LステップPlus+(Lステッププラス)」の正式なリリース日や料金は未定となりますが、発表の内容をもとに新機能サービスの内容を紹介しています。
この記事では、LステップPlus+の新機能サービス3つの内、Lメールで「できること」「できないこと」を詳しく紹介します。
最後まで読んでもらうと、LステップPlus+の新機能Lメールについて理解が深まります。
現在Lステップを活用されている方や、これから導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
Lステップ+の新機能Lメールとは?
LステップPlus+の3つある新機能サービスの1つである「Lメール」は、LINEとメール双方の弱みを補いながら、強みを最大限に引き出すことが可能なサービスです。
さらにLステップで蓄積した、行動履歴やスコアリング、セグメント、タグ情報、アクションなどのデータを、LINEと連動して配信することが可能となりました。
※「メールによる連絡を受け取る」のチェックを入れた方にのみ配信できます。
これまでマーケティングを運用する上で、「LINE」「メール」のどちらが効果的かつ効率的かなどの議論がたびたび持ち上がっています。
LINEの急速な普及により、「メールは今の時代に不釣り合い」と感じる企業や店舗も増加している中、その状況を覆す機能がLステップPlus+の新機能サービスであるLメールです。
Lメールにできることやできないこと
ここからはLメールに「できること」「できないこと」に分けて説明します。
一つずつ説明していきます。
Lメールにできること① 友だち情報をメールに挿入ができる
Lメールは、Lステップで取得した友だち情報の内容をそのままメールへ挿入できます。
- Lステップで取得した友だち情報の内容を、そのままメールに挿入できる
- 別々で配信処理をしていたLINEとメールの処理が、同じ画面内でできるため作業工数の削減ができる
他にもLメールは、LINEとメール活用したシナリオ配信や、タグ情報などを元にセグメント配信(絞り込み配信)も可能です。
Lメールにできること② メールのアクションをLステップに連携ができる
Lメールは、メール配信から反応(アクション)をしてくれた方の情報を、Lステップの管理画面で確認できます。
- メール配信で指定したアクションをした方のみへ、LINEからメッセージ配信ができる
- メッセージ配信をLINEとメール両方に送ることもできる
LINEとメールの配信から得た情報を、Lステップで確認できるためマーケティングの幅が一段と広がります。
Lメールにできること③ タグ情報をもとに細かなセグメント配信ができる
Lメールは、Lステップで取得したタグ情報をもとに、メール配信の絞り込みができます。
- LINEとメールそれぞれセグメント配信ができる
- メール配信で手作業がなくなり、Lステップからメール配信ができる
これまでLステップで取得したタグ情報からメール配信をする場合は、手作業で配信する必要がありましたが、LステップPlus+のLメールは、指定のタグがついた方へメール配信が可能です。
運営側の工数削減やボリュームのある文章はメールで配信できて、さらに集客や購買意欲を高められます。
Lメールにできること④ LINEとメールを連動させたシナリオ配信ができる
Lメールは、LINEとメールを連動させて配信ができます。
- LINEとメールを組み合わせたシナリオ配信ができる。(1通目LINE・2通目メール・3通メール・4通目LINEなど)
- Lステップからてまを掛けずにLINEとメール配信ができる
柔軟なメッセージ配信ができるため、興味関心を持つ見込み客の囲い込みが実現できます。
Lメールにできること⑤ 管理画面からメールアドレスへメール配信ができる
Lステップの管理画面からメール配信もできるようになりました。
- Lステップで取得したメールアドレスを管理画面からメール配信ができる
- 手作業の手間が省けて、運営側のリソースを確保できる
今まではメール配信をする場合は、手作業が必要でしたがその手間が省けることで、運営側にとって大きなメリットになります。
またユーザーにとっては、LINEとメールで興味を持つ内容を配信することで、離脱されない配信の工夫が可能です。
Lメールにできること⑥ LINEのアクションをきっかけにしてメール配信ができる
Lメールは、LINEとメールを同じ管理画面で管理ができます。
- LINEのメッセージ配信で反応(アクション)を起点にメール配信ができる
- メールのメッセージ配信で反応(アクション)を起点に、LINEを送信することもできる
LINEとメールのそれぞれのメッセージ配信に反応してくれるだけで、次の配信方法を変えられるため、施策の幅が広がります。
反応したユーザーだけに特別感を演出でき、ファン化にも繋げることが可能です。
Lメールにできることを6つ紹介しましたが、Lステップで「こうあったらもっと便利」と感じている方にとって、LINEとメールの組み合わせは待ち望んでいた管理方法ではないでしょうか。
このように画期的なLメールですが、できないこともあります。
【Lメールでできないこと】
メールのアクションを取得するには上限がある。 メール上のクリック分析(クリック計測)はできるものの、メールの開封率を測定ができない。 |
できることを最大限利用して、大きくビジネスチャンスを広げられるのがLステップPlus+の新機能サービスです。
Lステップ+の新機能Lメールを理解してビジネスを広げよう
この記事では、LステップPlus+の新機能サービスの「Lメール」について詳しく解説しました。
まだLステップPlus+の発表からわずかなため、限定的な機能報告に過ぎませんが、Lステップがさらなる進化を遂げることに間違いありません。
LステップPlus+のリリース日・料金も未発表の中、今できることは導入した先の変化の計画を立てることです。
無理なく最短で導入から結果を導くための準備期間として、現状の課題を洗い直すこともいいでしょう。
弊社は、LステップをはじめとするLINE構築に関する相談から設定、運用までを担うLステップの認定コンサルタント会社です。
これまでにさまざまな業種のLINE構築に携わってきました。
今回のLステップPlus+リリースの発表は、LINE公式アカウントを活用したマーケティング分野においてとても衝撃的で、ビジネスを加速させる起爆剤になると感じてます。
LステップPlus+リリース前に、自社の運用課題を整理して新たな施策計画を立てるいい期間です。
また問題点の洗い出しや何をどうするべきか悩む時は、お気軽にお声掛けください。
弊社、Lステップの認定サポーターとともに、現状把握をしながら課題解決のお手伝いをいたします。
また当サイトでは、Lステップを導入したさまざまな企業や店舗様の導入事例を紹介していますので、どのような施策で結果はどうなったかなど、参考にしていただけると幸いです。