【2022年最新版】Lステップ使い方完全マニュアル応用編!実際の集客方法から成果の出る秘策まで伝授

塾や美容室、オンラインサロンなど、あらゆる事業で活用できるLステップ。

Lステップを駆使したLINEアカウントを構築すると、売上の向上や円滑なサービスの提供が期待できます。

そこで本記事では、成果を出すためにLステップの使い方や秘訣・分析機能の解説をします。

Lステップで重要な役割を果たす「シナリオ配信」についても、事例付きで説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

本記事の内容
  • Lステップで成果を出す秘訣
  • Lステップの分析機能について
  • Lステップのシナリオ配信を効果的に活用する方法

Lステップで成果を出す秘訣

Lステップの導入を検討するなら「いち早く成果を出したい!」と考えるのではないでしょうか。

ここでは、アカウント構築の際に成果を出す秘訣を3つ紹介します。

 

成果を出す秘訣
  • Lステップ導入の目的を明確にする
  • 競合他社を分析する
  • 適切なタイミングで配信する

Lステップ導入の目的を明確にする

Lステップを用いて成果を出すには、まずはLステップ導入の目的を明確にしましょう。

「目的=ゴール」が明確に定まっていなければ、効果的な運用ができません。

 

たとえば、美容室のオーナーが顧客の予約管理を目的とする場合「予約管理機能」を用います。

また、自社の商品販売が目的なら「シナリオ配信」を駆使して、顧客に商品を使うメリットを伝える必要性があるでしょう。

Lステップは、目的に合わせたアカウント構築ができて、初めて効果を発揮します。

競合他社を分析する

構築するアカウントで成果を上げたいのならば、競合他社の分析を推奨します。

競合のアカウントを分析できれば、顧客が好感を持つ配信内容を理解できるだけでなく、Lステップのどの機能を駆使しているか推測できるでしょう。

 

たとえば、登録したお礼のメッセージと同時に「氏名や性別・興味のある商品などの回答フォーム」が送られてくるとします。

なぜ、登録後すぐに回答フォームが送信されるのでしょうか。

登録したばかりの顧客は、アカウントへの興味度が高い傾向にあるので、回答をもらいやすいのです。

回答は友だち管理機能に反映できるので、顧客の興味ある商品にフォーカスした配信も可能になります。

 

このように、他社のアカウントを分析できれば、最速で成果を上げることも夢ではありません。

適切なタイミングで配信する

顧客からのアクションに安定性を持たせるならば、適切なタイミングでの配信を心がけましょう。

配信時間が合わないと、顧客は「迷惑」と感じ、アカウントをブロックしかねません。

たとえば、Lステップの機能を代表する「シナリオ配信」では、自動配信時間を2とおりの方法で設定できます。

 

【配信時間の設定方法】

  • 時刻で指定
  • 経過時間で指定

 

「経過時間で指定」を用いる際には、注意が必要です。

アカウントの登録時間が13時であった顧客に対し、経過時間を12時間で設定すると、次の配信が夜中の1時となります。

夜中の配信は睡眠妨害の危険性を含むので、顧客の生活スタイルも考慮しましょう。

 

適切なタイミングで配信ができるとメッセージが読まれやすくなるので、顧客の離脱防止につながります。

集客に役立つLステップの分析機能

アカウントへの集客を増やすには、Lステップの分析機能を駆使しなければなりません。

Lステップには、さまざまな分析機能が備わっていますが、ここでは役立つ3つの機能を紹介します。

 

役立つLステップの分析機能
  • 流入経路分析
  • クロス分析
  • URLクリック測定

流入経路分析

顧客が「どのメディア経由でアカウントの登録に至ったのか」を分析できるのが、流入経路分析。

メディアの種類は、Instagram・YouTube・Twitter・店頭のQRコードなどさまざまです。

 

流入経路の分析ができると、以下のメリットがあります。

 

【メリット】

  • 流入元のメディアごとに内容をわけて配信できる
  • 登録数の多いメディアに注力できる

 

「タグ付け」機能を併用すれば、Instagram用・YouTube用などメディアごとに内容を分けた配信が可能です。

また、メディア別に登録数がわかるので「登録数が多いメディアにのみ配信を行う」という選択も可能になります。

流入経路分析は、プロプラン以上で使用可能です。

スタートプランやスタンダードプランでは、使用不可なツールとなるので注意しましょう。

クロス分析

クロス分析は、収集したデータを2つ以上かけ合わせて、より詳細な顧客のデータを得るツールとなります。

流入経路分析と同様、プロプラン以上で使用可能です。

 

流入経路分析で、メディアの登録数によって注力すべきメディアを選定する例をあげましたが、クロス分析ではさらに細かい分析ができます。

たとえば、クロス分析を用いた「流入経路分析×アンケート回答数」で考えてみましょう。

 

【流入経路数×アンケート回答数の例】

タグ 流入数 回答数
Instagram 100 80
Twitter 100 10

 

表の結果から、流入経路数が100と同数であっても「回答数が多いInstagram経由の顧客に注力した方が良い」と判断できます。

クロス分析のかけ合わせは自由に組み換え可能なので、アカウントの目的に沿って活用しましょう。

URLクリック測定

「アカウント内に存在するURLが何回クリックされたか」を測定するツールが、URLクリック測定。

スタンダードプラン以上で使用可能です。

URLクリック測定では、URLのクリック回数を可視化することで、顧客の反応の良し悪しを判別できます。

反応が悪いURLの内容を改善して顧客の興味を引ければ、クリック率の向上が期待できるでしょう。

Lステップのシナリオ配信を効果的に活用する方法

Lステップで成果をあげるには、シナリオ配信を活用できるかどうかが鍵となります。

ここでは、Lステップの代名詞とも言われる「シナリオ配信」の効果的な活用法を紹介しましょう。

シナリオ配信とは

シナリオ配信とは、登録した顧客に対し、作成したシナリオを複数回に分けて自動配信するシステムです。

配信日時や時間を自由に設定して、顧客の生活スタイルに合う時間に配信できます。

 

【時間設定をした配信の例:顧客が会社員の場合】

  • 1通目  登録1日後の7時   通勤前
  • 2通目  登録2日後の12時 昼休憩
  • 3通目  登録3日後の18時 退勤前後 など

 

上記のように、顧客の生活スタイルを考慮した配信ができると既読率が上がり、最終目的である商品販売やサービスの提供にたどり着く確率が高くなります。

 

さらに、シナリオ配信は時間の設定だけでなく、顧客それぞれに合わせた内容の配信も可能です。

顧客の悩みや関心に合うメッセージを配信できれば「先を読みたい」という心理が働き、離脱率が下がるでしょう。

シナリオ配信で抑えておきたいポイント

すべての顧客に同じ内容のシナリオ配信をしても、アカウントに対する関心の高低差があるため、場合によっては離脱するでしょう。

アカウントの最終目的である商品販売やサービスの提供につなげるためには、それぞれの顧客に合わせた配信が必要不可欠です。

ここでは、最終目的に到達するため、抑えておきたいポイントを3つ紹介します。

 

シナリオ配信で抑えておきたいポイント
  • 顧客との信頼関係構築から始める
  • 顧客の悩みを把握する
  • 関心の高い顧客を選別する

顧客との信頼関係構築から始める

シナリオ配信を導入し、アカウントの目的を達成させるためには、顧客との信頼関係の構築が重要です。

商品販売が最終目的の場合、最初から商品購入をする顧客がどれほどいるでしょうか。

アカウントの運用者や商品を信用できない限り、すぐさま購入には至らないはずです。

ここでシナリオ配信による、顧客との信頼関係構築の流れを説明します。

 

【信頼関係構築の流れ】

  1. 友だち登録へのお礼
  2. 自己紹介・アカウントの運営内容を伝える
  3. 顧客の悩みや関心を聞き出す
  4. 悩みや関心に合う商品を提示する
  5. 商品を購入するメリットを伝える
  6. 商品購入の申込みフォームへ案内
  7. 購入に至らない顧客へのフォロー

 

上述のように、商品購入に至るまでには、アカウントに対する不信感をなくし、顧客に対して商品購入の利点を説明する過程が必要です。

顧客の悩みや関心に合わせた配信ができれば「自分を理解してくれる」と満足度が上がり、信頼関係の構築につながります。

顧客情報を得る

顧客に合わせた配信をするためには、できるだけ多くの顧客情報を入手しなければなりません。

属性や悩み・関心のある項目などを探る手段のひとつに「回答フォーム」をシナリオ配信に組み込む方法があります。

回答から得た悩みや関心に合うシナリオを作成することで、顧客に寄り添う配信が可能です。

また、回答フォームでの反応がない顧客に対して配信停止の選択も可能なので、より関心の高い顧客へ注力できます。

関心の高い顧客を選別する

いち早く商品購入やサービス提供に結び付けたいなら、アカウントへの関心が高い顧客へ注力するのがおすすめです。

「スコアリング」機能を用いて、シナリオ配信を既読した顧客に点数を加算することで、関心度の把握ができます。

たとえば、1通目を既読すれば1点・2通目既読には2点というように振り分ければ、より多くの点数を持つ顧客の可視化につながります。

点数の多い顧客は関心度が高いととらえ、その顧客に合う配信をすることで目的が達成されやすくなるでしょう。

シナリオ配信の活用事例

ここでは、シナリオ配信を活用した事例を紹介しますので、シナリオ作成の参考にしてみてください。

ジムへの勧誘

アカウント運用の目的が「ジムへの勧誘」であれば、顧客がジムに通いたくなるようにシナリオ配信で誘導します。

 

【シナリオ配信の流れ】

  1. アカウント登録へのお礼
  2. ジムで行うトレーニングメニューの解説
  3. 悩みや要望の聞き取り
  4. 悩みや要望に合わせたトレーニングを提案
  5. トレーニング実施後の利点を説明
  6. ジム加入へ促す
  7. 申込み

 

アカウント運用の目的はジムへの勧誘なので、実際に顧客がジムへ足を運ばなければ目的が達成されません。

より確実に目的を果たすため「予約管理機能」を用いて、アカウント内で予約可能なシステムを作り上げましょう。

さらに、予約済みの顧客には「リマインド配信」で予約日までのカウントをすることによって、ジムの予約日を忘れにくくする効果があります。

工務店への活用

注文住宅やリフォームの依頼を受ける工務店がシナリオ配信を活用できると、依頼増加の可能性が高くなります。

依頼獲得のためには、顧客の理想に近い家づくりを提案しなければなりません。

そこで、シナリオ配信内に「回答フォーム」を組み込み、顧客が理想とする家の概要を細かく聞き取ります。

理想に合う家の間取りや外観を写真や動画にして提案すると、完成する家のイメージがわきやすいでしょう。

オンラインサロン経営での活用

近頃では、オンラインサロンへの勧誘にLステップを活用するパターンが見受けられます。

シナリオ配信の離脱防止のために、最後まで購読をした顧客に対し特典を付けるのもおすすめ。

シナリオ配信に「アクション設定」を組み込むと、配信を読み終えた時点で、通常のリッチメニューを特典付きに自動で切り替える設定もできます。

Lステップ使い方の応用編まとめ

今回は、Lステップの集客方法から成果を出す秘訣まで、幅広く紹介しました。

アカウント構築で成果を出すには、顧客が求めているものを細部まで分析することが欠かせません。

Lステップには分析機能が充実しており、配信と機能の組み合わせを駆使できれば、競合に負けないアカウント構築が可能です。

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