
Lステップの「Lフレックス」は、これまでのメッセージ配信を一新する自由設計型のテンプレートです。画像・テキスト・ボタンを自在に配置でき、LINE上でブランドの世界観をそのまま表現できるのが特長。
従来のリッチメッセージやカルーセルでは実現できなかったデザインや構成も、Lフレックスなら簡単に再現できます。
この記事では、Lフレックスの主な機能・活用シーン・設定手順を詳しく解説します。「LPを作らずに成果を出したい」「ブランド訴求を強化したい」という方に向けて、導入前に知っておくべきポイントをわかりやすくまとめました。
「Lステップを導入したけれど活用しきれていない」「予約や顧客対応をもっと効率化したい」とお悩みではありませんか?
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目次
Lステップの「Lフレックス」とは?
Lステップの「Lフレックス」とは、メッセージ配信を自由なデザインで作成できる新しいテンプレート機能です。

従来のリッチメッセージやカルーセル配信では、画像やボタンの位置が固定されており、表現に限界がありました。
Lフレックスはこれを大幅に改善し、HTMLのようにブロックを自由配置できる柔軟性を実現しました。画像・テキスト・ボタン・動画・リンクなどを組み合わせ、ひとつのメッセージをまるでランディングページ(LP)のように作り込めます。
メッセージテンプレートとの違い
| 項目 | リッチメッセージ | カルーセル | Lフレックス |
| レイアウト | 固定(1画像+ボタン) | 複数画像を横並び | 自由配置 |
| デザイン自由度 | 低 | 中 | 高(HTML感覚で設計可能) |
| 対応プラン | 全プラン | 全プラン | プロプラン以上 |
| 想定利用シーン | お知らせ・バナー | 商品紹介 | ・ブランドページ ・キャンペーン告知 ・メニュー表示など |
このように、Lフレックスは単なる「新しいテンプレート」ではなく、LINE上でデザインと反応率の両方を最適化できるツールです。
Lフレックスの主な機能
1. 自由なレイアウト構築
画像・ボタン・テキストをドラッグ&ドロップで直感的に配置可能。動画や画像を入れたテキストや、ボタンをつけるなど組み合わせは自由自在です。

【そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック/在籍医師の紹介メッセージ】

【そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック/商品紹介のメッセージ】
2. 動画の埋め込みも可能
トークルームを開くと動画が自動で再生されるため、静止画だけでは伝わらない“臨場感”をLINE上で表現できます。プロモーション動画や商品説明動画をメッセージ内に直接埋め込み可能です。

【株式会社BALSA/公式youtubeチャンネルの紹介メッセージ】
3. 複数リンクの設置
1つのメッセージ内に複数のリンクボタンを配置可能。
商品比較やコース選択など、ユーザー行動に合わせた導線設計ができます。

【株式会社Lounge Range/複数のリンクを配置したメッセージ】
4. 動的データ差し込み
ユーザーの名前・登録情報を自動で反映し、パーソナライズ配信が可能。
個別対応感を高め、開封率・クリック率の向上につながります。

【そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック/ユーザー名を自動反映したメッセージ】
5. タグ連携機能
ボタンクリックごとにタグを自動付与し、ユーザー行動を可視化。
興味別リストを作り、次の配信でセグメントを活用することができます。

【株式会社Energy Fine/クリック時に自動タグ付けで各商品への遷移数を可視化】
6. プレビュー即時反映
作成したレイアウトはリアルタイムでスマホ画面プレビューが可能。
視覚的に確認しながら微調整できるため、デザイン崩れを防ぎます。

【株式会社Lounge Range/変更がプレビュー画面へリアルタイムで反映される】
どんなケースで使うべきか?活用シーンとメリット

ブランド訴求・商品紹介でデザイン訴求を高める
Lフレックスの最大の魅力は、ブランドイメージを損なわずに訴求できる点です。 美容サロンやスクール、アパレル、飲食などでは「世界観の統一」が重要ですが、通常のメッセージでは表現が難しい。
Lフレックスを使えば、公式サイトのようなデザインをLINE上で再現でき、
「LINE=カジュアル」「ブランドサイト=フォーマル」という従来の境界をなくせます。
キャンペーン・LP代替として使える

【株式会社HINODE様/LP風のメッセージ】
Lフレックスなら、LP(ランディングページ)を外部で作らず、LINE内で完結させる導線が可能です。
たとえば:
- 新商品の発表
- 期間限定キャンペーン
- イベント申し込み導線
これらをLフレックスで配信することで、
遷移数を減らし、離脱率を大幅に下げられるのが特徴です。
「LINE開封 → クリック → 申込み完了」までの導線を一画面で完結できるため、EC・スクール・セミナー運営者にとって強力なツールです。
メッセージ反応率を上げるための活用例
Lフレックスはデザインツールでありながら、データ連携型のメッセージ運用も得意です。
たとえば次のような施策に効果を発揮します。
- 性別×興味タグを組み合わせたセグメント配信
- 動画あり/なしのABテストで反応率を比較
- クリックしたボタン別の購入率分析
このように、ビジュアル改善とデータ活用を同時に行うことで、
「開封率が高くてもCVが低い」という課題を解消します。
管理画面での作成手順
1. メッセージ>テンプレートをクリックします。

2. 青の【テンプレートを作成】をクリックすると、メッセージの種類が選択できます。ここで【フレックスメッセージNEW】を選択し作成します。

3. テンプレート名を記入し、緑の【メッセージを作成】をクリック。

4. 緑の【+ブロックを追加】をクリックし、メッセージを作成します。

ブロックの種類を選択できるため、複数のブロックを組み合わせてオリジナリティのあるメッセージを作成できます。

作成のイメージ:画像ブロック1つ、タイトルブロック1つ、テキストブロック1つ

5. 画像ブロックで、表示したい画像やタイトルを登録します。タイトルを登録すると、何のメッセージなのか、一目で確認できます。
左側に、送信時のイメージが随時、反映されるため直感的にメッセージを作成できます。

6. ボタンブロックでは、ボタンの大きさや色、形を変更することができます。アクション設定ではクリック後LINE内でURLを開くよう設定できます。

特に画像の比率やファイル容量に制約があるため、必ずプレビューで確認しましょう。
まとめ
Lフレックスは、Lステップ運用の中でも最も表現力が高いメッセージ設計ツールです。
単なる「見た目の向上」だけでなく、
- ブランド訴求力の強化
- 離脱率の改善
- コンバージョン導線の最短化
を同時に実現できます。
もし「デザインで差をつけたい」「LPを作るほどの工数はかけたくない」と感じているなら、
まずは1配信だけでもLフレックスを試してみてください。
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