「Lステップのマニュアルを見たけど、設定方法がわかりづらい…」
「Lステップを導入したいけど、初期設定が多くて難しそう」
Lステップの導入前で、このように悩んでいませんか?
Lステップは、LINEを使ったビジネスの売り上げアップや業務の効率化を図れる優れたツール。
「設定が難しい」という理由で、導入を諦めるのはもったいないです。
そこで本記事では、Lステップの登録~初期設定までの手順を4ステップでわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- Lステップの概要
- Lステップの始め方4ステップ
- Lステップのメリット・デメリット
- Lステップを導入すべき事業
Lステップの概要
ここではまず、Lステップに関する概要を解説します。
LステップやLINE公式アカウントをまだよく理解していない方は、ぜひご覧ください。
Lステップとは
LINE公式アカウント運用に特化した、専用のMAツール(マーケティング活動をおこなう自動ツール)のようなイメージです。
Lステップを導入すれば、各顧客好みの情報を自動配信できるので、マーケティング活動を効率よくおこなえます。
LINE公式アカウントとLステップを併用するメリットは、以下のとおり。
- LINEの配信通数を節約できる
- 顧客一人ひとりの嗜好に沿った情報を提供できる
- 注力すべき流入経路を知れる
- 顧客が興味のある配信内容を把握できる
Lステップは、初心者向けのスタートプランから上級者向けのプロプランまで、導入後30日間無料で試せます。
スタートプランでも15個以上の豊富な機能が搭載されているので、無料期間中に自分のアカウントに必要な機能を使ってみるとよいでしょう。
さっそく「Lステップを試してみたい!」と思った方は、以下のボタンから進めますので、ぜひお試しください。
LINE公式アカウントとの違い
LINE公式アカウントとLステップとの違いについて、以下の2つを解説します。
①機能の違い
LINE公式アカウントとLステップの機能の違いは、以下のとおりです。
【機能】 | 【機能の内容】 | 【LINE公式アカウント】 | 【Lステップ】 |
リッチメニュー | 画面下のメニューカスタム | △ |
◯ |
自動応答 | 個別チャット欄への自動返信 | △ | ◯ |
ステップ配信 | シナリオ文章の自動配信 | △ | ◯ |
タグ管理 | 「男性」「女性」などのラベル管理 | △ | ◯ |
友だち情報管理 | 「名前」自由記述欄管理 | ー | ◯ |
スケジュール配信 | 予定時刻に一斉配信 | △ | ◯ |
導入経路分析 | 媒体別集客数やアクション分析 | △ | ◯ |
予約管理 | カレンダー予約などの機能 | ー | ◯ |
クロス分析 | 管理画面上での分析機能 | ー | ◯ |
Lステップのほうが機能の充実性が高いので、導入すれば効率よくマーケティング活動ができることがわかります。
各機能の詳細については以下の記事で解説していますので、ぜひあわせて読んでみてください。
②価格の違い
Lステップを導入してLINE公式アカウントの運用をする場合、それぞれに利用料金がかかります。
価格の詳細は、以下のとおり。
【LINE公式アカウント】※2023年6月からの新料金を記載
コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額固定費 | 0円 | 5,500円(税込) | 16,500円(税込) |
無料メッセージ | 200通まで | 5,000通まで | 3万通まで |
追加メッセージ | 不可 | 不可 | 〜3円/通(税別) |
【Lステップ】
スタートプラン | スタンダードプラン | プロプラン | |
初月料金 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額料金 | 2,980円(税込) | 21,780円(税込) | 32,780円(税込) |
月額配信数 | 〜5,000通まで | 〜3万通まで | 〜5万通まで |
たとえば、月額の配信通数を5,000通確保したい場合、プラン組み合わせは以下のようになります。
- LINE公式アカウント→「ライトプラン」
- Lステップ→「スタートプラン」
2つを利用した場合の月額料金は、8,480円です。
なお、配信通数が月に5万通をこえるときには、Lステップにある大量配信向けプランがおすすめ。
大量送信プランの詳細については以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Lステップの始め方
ここでは、Lステップを始めるまでの4ステップを解説します。
このページを見ながら、Lステップの導入を進めてみてください。
①LINE公式アカウントの開設
PCを使った「Web版」とスマホを使った「アプリ版」の2つにわけて、LINE公式アカウントの開設方法を紹介します。
【Web版】LINE公式アカウントの開設
初めに、以下のボタンをクリックして公式HPへ移動し、画面右上にある「アカウントの開設」をクリックしましょう。
つぎに、左側に表示された「LINE公式アカウントをはじめる」というボタンを押します。
- 「LINEアカウントで登録」
- 「メールアドレスで登録」
上記2つの選択肢が表示されるので、今回は「LINEアカウントで登録」を選び、メールアドレスとパスワードを入力してログイン。
QRコードを読み取り、アカウントと連携させる方法でも開設できます。
アカウント作成の画面に移るので、以下3つの必須項目を入力しましょう。
- ログイン情報
- アカウント情報
- 業種
規約を読み「確認」ボタンをクリックして、管理画面に移動できたら開設完了です。
【アプリ版】LINE公式アカウントの開設
ここでは、スマホでのLINE公式アカウント開設手順を紹介します。
まず「LINE公式アカウント」のアプリを入手しましょう。
- LINEアプリで登録・ログイン
- メールアドレスで登録・ログイン
2つの選択肢があるので、今回は「LINEアプリで登録・ログイン」を選びます。
規約を読み、「ログイン・登録→ログイン」の順にボタンを押すと、アカウント認証画面へ移動。
「許可する」を押して、アカウントの作成に移ります。
アカウント作成では、以下の項目を入力しましょう。
- アカウント名
- 業種
- 会社・事業者の所在国・地域
- メールアドレス
入力内容を確認して、管理画面に移動できれば開設完了です。
②Lステップの登録
LINEアカウントの開設ができたら、下記のボタンからLステップを申し込みます。
「無料で試してみる」のボタンを押すと、以下の3プランを選択できるようになります。
- スタートプラン
- スタンダードプラン
- プロプラン
Lステップは30日間無料で試せるので、プラン選びに迷ったときは全機能を使える「プロプラン」を選択すれば間違いありません。
慎重に進めたい人は、スタートプランから徐々にアップグレードする方法もあります。
「プロプランで使える機能」について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。
「利用規約と注意事項」に同意をし、選んだプランの申し込みを進めると「お客様情報の入力」画面に移動します。
- 名前
- 電話番号
- メールアドレス
- 郵便番号/住所
- クレジットカード情報
Lステップの支払い方法は、クレジットカード決済です。
上記の項目を入力できたら「上記内容で申し込む」を押し、Lステップの登録が完了します。
③Lステップのユーザー登録
注文完了ページから「アカウント発行へ進む」をクリックしましょう。
ページを閉じてしまったときは、登録したメールアドレスに届いた「Lステップ管理画面情報のお知らせ」というメッセージを確認してください。
記載されているURLを開けば登録画面に移行するので、作業を再開できます。
Lステップ ご利用登録ページへ移行したら「上記注意事項と利用規約に同意します」にチェック。
「はじめてLステップを使用する方」を選び、以下の項目を入力しましょう。
- ユーザーID
- パスワード
- 名前
- メールアドレス
すべての項目を入力できたら「ユーザー登録」を押して、完了です。
④Lステップの初期設定
ユーザー登録完了後に、初期設定をしましょう。
以下3つの設定をおこないます。
- チャンネル情報の設定
- 受信設定
- LINEログインチャネル設定
Lステップの詳しい初期設定方法は、以下の記事で解説しています。
Lステップ導入後のアカウント運用が効率よくおこなえる5つの初期設定も紹介していますので、あわせて読んでみてください。
https://line-mado.com/lstep-initialization/
Lステップのメリット・デメリット
ここでLステップのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
- クリック率・成約率が格段にアップする
- 配信コストを大幅に削減できる
- 顧客の思考・行動がより具体化される
- 充実したサポート体制で導入後も安心できる
- LINE公式アカウントとLステップ、両方のコストが発生する
Lステップは、機能が豊富で分析力に長けたツール。
LINE公式アカウント単体よりも、ぞれぞれの顧客に合わせた配信を実現できます。
LINE公式アカウントにプラスして利用料金が発生する点が、導入を躊躇する理由になるかもしれません。
しかし「利用料金以上の収益を生み出せる」とわかれば、導入に踏み出すはず。
具体的な収益化をイメージするためには、必要な配信数やアカウントの課題を事前に見つける必要があります。
以下の記事では「Lステップを使って成果を出す秘策」や「実際の集客方法」を解説。
「収益化のイメージが湧かない」という方は、Lステップ導入前の参考にしてみてください。
Lステップを導入すべき事業
結論からいうと、どんな事業でもLステップを導入することで、効率的かつスムーズにマーケティング活動ができます。
Lステップの導入がおすすめな事業の具体的を挙げましょう。
- オンラインサロン
- 観光PR
- 飲料メーカー
- 美容室やジム
- 人事採用
- 農園
- ネット販売
- 英会話スクールや塾 など
以下の記事では、8つの事業に分けてLステップの活用事例を紹介。
自分のアカウントと似た事業の活用方法を知れば、Lステップ機能の使い方をイメージできますので、ぜひあわせて読んでみてください。
https://line-mado.com/lstep-goodindustry
4ステップを踏んで、かんたんにLステップを始めよう!
今回は、Lステップの始め方について解説しました。
もう一度、Lステップ導入の流れをおさらいしましょう。
「Lステップを導入したいけど、登録や設定などが多そうで面倒だ」と考えて、導入をしないのはもったいないです。
LINE公式アカウントとLステップの併用は、成果への相乗効果を生みだす可能性を秘めています。
「なるべくお金をかけたくない」という方にも、Lステップは30日間の無料利用期間を設けているので安心です。
無料でもすべての機能を試せるので、期間中に「Lステップは自分のアカウント運用に必要か」を吟味してもよいでしょう。