Lステップの予約管理とは?メリットと活用事例を解説!
考えている様子
  • Lステップの予約管理で何ができるか知りたい
  • 電話対応や予約対応のミスやトラブルを減らしたい
  • 顧客情報を集めて、リピート率を高めたい

 

などといった方のために、今回は予約管理機能の役割と活用するメリットなどについて解説します!

 

実際の例や設定時の注意点などを踏まえてご紹介するので、最後までご覧ください。

Lステップの予約管理機能とは?

Lステップの予約管理機能は、ユーザーが日付と時間帯を選んで予約できる「カレンダー予約」と、日程が決まっているイベントに予約してもらう「イベント予約」の2つがあります。

 

どちらにも共通している特徴としては、ユーザーがLINE上だけで予約を完結できることです。

 

Lステップを使わない従来の予約では、電話で予約したり専用サイトにアクセスする必要があり、手間がかかることからユーザーが途中で離脱してしまうケースもありました。

 

しかし、予約管理機能ではそういった手間を省くことができるので便利な機能となっています。

 

次にそれぞれの予約管理機能の特徴と違い、予約管理機能を使うメリットについてご紹介していきます。

Lステップの予約管理機能の種類「カレンダー予約」と「イベント予約」について

予約管理機能には「カレンダー予約」と「イベント予約」の2種類があります。

カレンダー予約

カレンダー予約は、スタッフやサービスの空き枠をカレンダーで表示し、その中からユーザーが好きな時間帯を選んで予約する形式です。

 

美容院やクリニックなどで導入すれば、ホームページを開いたりログイン情報を入力したり、電話予約をせずにLINE上で予約を完結できます。

 

カレンダー予約を導入すると

  • ユーザーが自分の都合に合わせて日時を選べる
  • 効率よくスケジュールを管理できる
  • スタッフ指名やメニュー選択とも組み合わせられる

などのメリットがあります。

イベント予約

イベント予約は、日時や開催日があらかじめ決められており、ユーザーが開催日に合わせて参加を申し込む形式です。

 

セミナーや体験会、ワークショップなど複数人が一度に参加するイベントに使用できます。

 

イベント予約を活用すると

  • 主催者側が日時を指定して募集できる
  • 定員数を設定できるため、参加者の上限をコントロールできる
  • 申し込みリストを自動生成できるため、当日の受付や管理がスムーズ

などのメリットがあります。

LINE公式アカウントの予約機能との違い

LINE公式アカウントには予約機能があります。

 

Lステップの予約管理機能と名前が似ていますが、できることには違いがあります。

基本的にはメッセージでのやりとりや外部予約サイトへの誘導が中心です。

 

そのため顧客情報の蓄積やリマインド自動送信などの管理はできません。

 

一方でLステップは、予約受付からリマインド配信、キャンセル管理や子役データの自動蓄積までをワンストップで行えます。

 

Lステップの予約管理機能は、ただ予約を撮る仕組みではなく、マーケティングに直結する予約管理システムと言えます。

Lステップの予約管理を使うメリット

次にLステップの予約管理機能を使うメリットをお伝えします。

1.顧客情報の整理・蓄積ができる

Lステップでは、予約フォームで入力された情報が自動的にLステップ内に保存されます。名前や電話番号だけでなく、来店目的や利用回数といった情報も保存されるため、その後の配信に役立てられるのが大きな特徴です。

2.リマインド自動送信機能

予約日前日や当日に自動でリマインドメッセージの送信が可能です。

 

リマインドにより予約忘れや無断キャンセル防止ができ、更には「当日は予約10分前にお越しください」「当日は汚れてもい服装でお越しください」などの注意事項を自動で伝えることもできます。

3.予約プロセスの自動化

予約変更や予約キャンセルの対応がLINE上で行えるので、ユーザーも変更しやすくお店側も手動対応の手間が減り業務効率化につながります。

承認制・手動受付など運営側のコントロール可能

予約管理機能では自動送信も可能ですが、手動に切り替えることも可能です。

 

例えば、予約枠の設定で「承認制あり」を選択すると予約受付は自動で行い、店舗側で手動で承認後確定させるといった運用も可能です。

 

予約管理機能 予約受付は自動

4.担当者、メニュー、シフト設定など細かな設定が可能

複数のスタッフがいる時には、担当者ごとにシフトや空き時間を設定し、顧客がシフトや空き枠を指定して予約できるようにカスタマイズできます。

 

例えば、美容院で担当の美容師を指名するなど、人によって提供できるサービスが変わる場合に使えます。

 

下の画像の例のように、担当者の予約がすでに埋まっている状態であれば、お客様は空き枠を確認し予約することができます。

 

空き枠を確認し予約

5.Googleカレンダーとの連携ができる

Lステップの予約管理はGoogleカレンダーとの連携が可能です。

 

予約が入ると自動的にカレンダーに反映され、スタッフ全員がスケジュールを可視化できるので、スケジューリングのミスを予防できスタッフ間での情報共有にも役立ちます。

カレンダー予約の例

実際にクリニックでカレンダー予約を導入した際には、初月からLINE経由で350件の予約を獲得できました。

 

下の画像のようにLINE内で予約ができ、追加でアプリをインストールする必要がないため、予約のハードルが低くLINEのみで予約ができる手軽さがおすすめです。

 

LINEのみで予約ができる

 

他にもオンラインスクールでは個別相談会でカレンダー予約機能を使うことができます。

 

自動応答機能やリマインド配信を組み合わせれば、無断キャンセル防止やリピートも期待できます。

イベント予約の例

イベント予約では、あらかじめ開催日程が決まっているイベントやセミナーなどに有効です。

 

例えば、下の画像のようなランチオフ会で使用できます。

 

ランチオフ会 ランチオフ会

 

他にも占いのビジネスでは、イベント予約機能を活用してZoom鑑定の申し込み受付や事前ヒアリングの自動化、Zoomリンクの自動送信などで活用した事例もあります。

 

イベント参加に必要な工程を全てLINEで完結できるのが大きな特徴です。

予約管理機能を使う際の注意点

1.ダブルブッキングを防ぐ仕組みを整える

常に最新の予定を反映させるようにしましょう。

 

LステップではGoogleカレンダーと連携ができ、手元のスケジュールと自動で同期できます。

 

しかし、手作業でスケジュールを管理していたり、スケジュールを入れ忘れたりしてしまうと二重予約のリスクがありますので、最新の予定を反映させることを意識しましょう。

2.ユーザーに分かりやすい予約画面を作る

予約管理をする際には、いくつか入力項目を設定することができます。

 

しかし、入力項目を多くしすぎるとユーザーが入力する手間が増えてしまい、回答の離脱率が上がる可能性があるので注意が必要です。

 

あらかじめ必要な項目だけに絞っておき、ユーザーの負担を減らすことも大切です。

3.キャンセルや予約変更ポリシーを伝えておく

あらかじめ禁止事項や注意事項についてのルールを明記しておきましょう。

 

予約後のキャンセルや変更についてルールを設けていないと、直前に取り消す人が増えたり、当日のキャンセルが発生したりします。

 

これらを防ぐためにも「キャンセルは前日の18時まで」「当日キャンセルは全額負担」などを明記しておくと、ユーザーも意識しやすくトラブル防止にも繋がります。

まとめ

Lステップの予約管理機能は、LINE公式アカウントの単純な予約受付以上に顧客管理やマーケティング、業務効率化を実現できる機能です。

 

  • 顧客情報を自動で蓄積できる
  • リマインドやキャンセル対応も自動化できる
  • Googleカレンダーと連携しスタッフの予約管理も可能
  • カレンダーとイベント予約の両方に対応している

 

など、目的に応じて活用すれば、予約管理の効率化が顧客の満足度やリピート率UPにも繋がりますので、ぜひ試してしてみてください。

 

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