
今回はインフルエンサーであり、ギターの弾き語りレッスンやコミュニティを運営する、くまっけ音楽様のLINE活用事例を、弊社担当とのインタビュー形式でご紹介します。
体験レッスンへの誘導から予約、リマインド配信までを完全自動化した好事例です。ぜひ参考にしてみてください。
株式会社BALSA代表/Lステップ認定コンサルタント
LINE公式アカウントおよび、Lステップの構築・運用支援を基軸にしたマーケティング支援に従事。累計50社以上の企業LINE公式アカウントの立ち上げ運用に携わり、運用したアカウント数は累計200を超える。これまで担当した業種は、フィットネス、クリニック、学習塾、Webスクール、コンサルティング、ECなど、あらゆるジャンルでの運用に対応。
体験レッスンへの送客導線としてLステップを導入
――まずはくまっけ音楽様について、簡単にご紹介いただけますか。

ショーゴ
くまっけさんは、YouTubeやTikTokでギターの弾き語り講座を行っているインフルエンサーです。
直接レッスンやオンラインレッスンを提供する他、ギター弾き語り上達コミュニティを運営しています。
――Lステップの導入はいつ頃でしょうか?

ショーゴ
2024年の5月です。
――BALSAが入る前から、LINE公式アカウントやLステップは使われていましたか?

ショーゴ
いえ、どちらも利用されていなかったので、新たにアカウントを作成しました。
――くまっけ音楽様の構築を、BALSAが担当することになった経緯をお聞かせいただけますか?
――Lステップを導入する際、先方が抱えていた課題や要望をお聞かせください。

ショーゴ
YouTubeやTikTokなどのSNSから、くまっけさんが運営する「ギター弾き語り上達コミュニティ」に送客する導線をLINEで構築したいとおっしゃっていました。
ワンコイン体験レッスンという、500円でお試し体験できるレッスンを用意されていて、そこへの送客がLINEのゴールとなります。
課題としては、コミュニティに参加するメリットやベネフィットが伝わっていないと感じていたそうです。
ギターの弾き語りをしてみたい人とコミュニティに参加したい人では意識の違いがあり、体験レッスンに参加してくれても、コミュニティはいいやとなる人も多かったみたいで、そのギャップを埋められるようにしたいとおっしゃっていました。
友だち追加〜体験レッスン予約までの導線を完全に自動化
――ご要望に対し、どのような構築をされたかお聞かせください。

ショーゴ
LINEに友だち追加するとまず、LINE限定動画のリンク付きのリッチメッセージが送られます。
動画はコミュニティの紹介や立ち上げた経緯の他、コミュニティに入るメリットや、くまっけさんの想いがしっかり語られているので、視聴率を上げるために視聴者には特典のご用意をしています。
また、視聴していない人には自動的にリマインドが送られるよう設定しました。
動画訴求の後は、ワンコイン体験レッスンへの誘導が3日間ステップで配信されます。
予約導線をわかりやすく、限定性を持たせつつ訴求しているのがポイントです。なお、体験レッスンの予約管理には、Lステップのカレンダー予約を使っています。
予約が入ると自動的にリマインドが送られる仕組みになっています。
――ワンコイン体験レッスンまでの導線が完全に自動化されていますね。予約をして実際に体験を受けた方には、コミュニティを訴求する配信もあるのでしょうか?

ショーゴ
いえ、そこはステップ配信は組んでおらず、くまっけさんが個別のやりとりで対応しています。
――なるほど。3日間のステップ配信の後、予約をしなかった人には何か別途アプローチをされていますか?

ショーゴ
そうですね、タグを付けていますので、たまに配信をして体験予約に誘導しています。
――本アカウントのゴールは「ワンコイン体験レッスンへの送客」とおっしゃっていましたが、コミュニティに入会された方は別で管理されているのでしょうか?

ショーゴ
はい、コミュニティ参加者専用のLINEグループがありまして、そちらで管理しています。
LINE登録者の11%がワンコイン体験レッスンを予約
――構築の成果をお聞かせください。

ショーゴ
LINE登録いただいた方の11%が、ワンコイン体験レッスンを予約しています。
体験レッスン後は、くまっけさんが個別にやりとりをしてコミュニティへの誘導を行っているのですが、60%くらいが入会しているようです。
――体験レッスン参加者の60%が入会してるってすごい成約率ですね。体験レッスン参加率の11%もよい数字ではないでしょうか。

ショーゴ
くまっけさんの日々の発信があってこその数字ですね。
くまっけさんのことをすでに知っていて、興味のある人がLINEに入ってくるので、ある程度教育が済んでいるのはやはり大きいです。
かつLINEの中で、コミュニティに入るメリットやベネフィットを動画とメッセージで訴求し、課題だったコミュニティ参加へのギャップを埋められたことも、成果につながった要因だと感じます。
あとは、予約の仕組みやリマインド設定など、ユーザーが迷わず行動できる導線づくりを徹底している点もポイントです。
――体験レッスンまでの導線が完全に自動化できているので、くまっけさんの工数削減にもつながっているのではないでしょうか。

ショーゴ
おっしゃる通り、工数削減にも成功しています。
――その他、何かこだわった点や工夫したところがありましたらお聞かせください。

ショーゴ
リッチメニューのデザインをシンプルにして、必要なボタンだけを設置したところでしょうか。
インフルエンサーさんだとよく、YouTubeやInstagramのボタンが設置されていると思うんですけど、そこからLINEにきていますのでそのボタンは不要ですよね。
くまっけさんのことやサービス内容、あとは予約など、本当に必要な情報に絞ることを意識しました。
サービス紹介もただコース名と金額を載せるのではなく、くまっけさんの想いが伝わるよう回答フォームで作成しています。
あとポイントは「よくある質問」の設置ですね。ここにしっかり情報をまとめておけば、ユーザーは自己解決できますから、問い合わせの削減につながります。
このあたりも工数削減に寄与したと考えています。
――一見シンプルですが、さまざまな意図があり、工夫が凝らされていることがよくわかりました。本日はありがごうございました。⇒LINE運用サービス説明資料の無料ダウンロードはこちら
まとめ
今回はギターの弾き語りレッスンやコミュニティを運営する、くまっけ音楽様のLステップ導入事例をご紹介しました。
- 自社あったLINEの活用方法を知りたい
- LINE運用をプロに相談したい
このような方は、250のアカウント運用実績を誇るBALSAにぜひお問い合わせください。
さまざまな業種や課題に対応してきた経験をもとに、最適なご提案をさせていただきます。