
この記事では、Lステップのリマインダ配信のメリットや業種に合わせた活用方法を紹介しています。

- 予約日のリマインドと異なる活用方法がイメージできない
- 自動配信だとお友だちに迷惑がかからない時間に配信できるのか不安
などといったお悩みにお答えします。
設定方法だけでなく、リマインダ配信の開始方法まで、細かく紹介しているので、ぜひ最後まで読んで今後のLINE公式アカウント運用に役立ててください。
目次
Lステップのリマインダ配信とは
美容室やネイルサロンから、こんなメッセージをもらったことはありませんか?
リマインダ配信とは、予約情報などを事前にお知らせするメッセージ配信のことです。
予約日やイベント開催日に合わせて段階的なメッセージの配信が可能です。
1週間前や前日など希望のタイミングで配信設定でき、当日のドタキャンやセール最終日の買い逃しを防止します。
リマインダ配信は基本機能に含まれるため、全ての料金プランで利用できます。
Lステップのリマインダ配信のメリット
1.機会損失を減らせる
リマインダ配信機能を活用すれば、予約日やイベントが近づいていること、または締切日を思い出させるメッセージを自動で配信できます。
忙しい日常の中で、お友だちが忘れてしまいがちなセール情報やイベント案内、予約情報を、前日や当日などにお知らせし、お客様の「買い逃し」や「参加し忘れ」を防ぎます。
2.予約忘れの防止
店舗運営やセミナー運営では、当日キャンセルの発生や申込者の参加忘れが、売上や運営に大きく影響する課題になります。
Lステップ内の予約管理とリマインダ配信を合わせて使用すると、予約前日など設定した日時に、予約内容の確認メッセージを配信できます。
セミナーの場合、開催直前にリマインダ配信することで参加忘れを防ぎ、参加できない場合でもキャンセル連絡を早めに集めることができます。
3.自動配信できる
リマインダ配信では、メッセージ配信のタイミングや配信先を細かく設定し自動配信ができるため、個別のやり取りが不要です。
手動だと起こってしまうリマインドのし忘れやメッセージ内容の間違い、送付先の間違いなど人為的なミスを減らせます。
スタッフの負担を増やすことなくLINE上でお客様との接点を増やすことも可能です。
Lステップのリマインダ配信の活用例
リマインダ配信の導入をお勧めする業種をご紹介します。
特徴として、施術や面談、来店の予約が必要な業種が多く挙げられます。
✅実店舗
- 美容室、ネイルサロン
- 美容クリニック
- 歯科医院
- カフェ
✅教育サービス
- イベント会社
- 習い事(レッスンスタジオ)
✅オンライン上でのサービス
- オンラインショップ販売
✅定期的な利用があるサービス(数年に一度、年に一度、半年に一度など)
- 自動車整備業
- 家事代行やハウスクリーニング
- 税理士などの士業
事例1:予約をリマインドするため配信
【例】美容室、美容クリニック、歯科医院
Lステップ内のカレンダー予約から予約した方へのリマインダ配信ができます。
配信時間はカスタムできます。予約直後の確認メッセージ、前日20時に配信や予約当日の配信設定などが可能です。お友だちの予約忘れ防止に繋がります。
【そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック】
事例2:イベント参加忘れ防止の配信
【例】イベント会社、オンラインライブを開催する会社や個人事業主
イベント開催日をゴールにして、リマインドのメッセージを配信できます。
1週間前、前日、開始時間の1時間前、など複数回配信し、期待感を高めることに繋がります。
セミナーの場合は、会場へのアクセス方法やシークレットゲストの発表など、新しい情報をメッセージに組み込むとより効果的なリマインダ配信になるでしょう。
【株式会社HINODE】
事例3:セール開始や終了のお知らせ配信
【例】オンラインショップを運営する会社
特に、セール終了日のリマインドは、商品の決済を済ませずECサイトを離れてしまったユーザーにとても有効です。
さらに、在庫状況や口コミを合わせて配信すると、当該商品の限定感や人気商品であることを強調できます。
【株式会社Energy Fine】
リマインダ配信の設定方法
リマインダ配信の設定方法を解説します。
(1) Lステップ管理画面にログイン後、リマインダ配信画面の上部、緑の【+新しいリマインダ】をクリックし、新規のリマインダを作成します。
(2) リマインダ名やフォルダを登録し、ここで配信方法も設定します。
※注意喚起があるように、ここで設定した配信方式は変更できません。
(3) 配信方式を2種類から選びます。
- 時刻で指定
- ゴール日時までの残り時間で指定
のどちらかをここで設定します。
1. 時刻で指定
メッセージの配信時間を指定したい場合はこちらを選びます。 例えば、クーポンの使用期限が23時59分の場合、期限当日の20時に配信設定をし、クーポンの利用を促すことができます。
2. ゴール日時までの残り時間で指定
イベントの2時間前などゴールまでの時間で配信設定したい場合は、残り時間で指定を選択します。
(4)詳細設定のページに進みます。
リマインダ配信が開始されたタイミング(例:LINE登録時や回答フォーム回答後など)に、メッセージを送信したい場合は、【+リマインダ開始時に配信を行う】をクリックし、設定します。
イベント前日など、タイミングを決めてメッセージ配信の設定をしたい場合は、
【配信のタイミング追加】をクリックします。
(5)メッセージ内容を新規作成、もしくはテンプレートから作成してください。
(6)アクションを設定すると、リマインダ配信時に、Lステップ内のその他機能を連動させることができます。
アクション設定でリッチメニューの変更を設定すると、オンラインショップへの導線を意識したリッチメニューへ切り替えることが可能です。
【例】通常のリッチメニュー
【例】セール期間中のリッチメニュー
(7) 設定したリマインダの配信イメージを確認したい場合は、右下の【テスト送信】をクリックすると、確認ができます。
一括プレビューでは、設定した全てのリマインダ配信のプレビューが確認できます。
プレビュー画面
リマインダ配信のメッセージ作成時の注意点
リマインダ配信を作成する際は、配信数に注意しましょう。
リマインダ配信はメッセージパックを使用できないため、1メッセージ=1通としてカウントされます。
下記のリマインダ配信の場合、一度の配信でも4つメッセージが設定されているため、4通としてカウントされます。
そのため、このリマインダ配信が50人に配信されると200通消費します。
フリープランご利用の方は、通数上限となりこれ以上メッセージを配信できなくなるので、注意が必要です。
【送付イメージ】
リマインダ配信の開始方法
前項のリマインダ配信を設定するだけでは、リマインダ配信は開始されません。
リマインダ配信を開始する方法は2つあります。
- 手動でリマインダを開始させる方法
- お友だちのアクションをきっかけにスタートさせる方法
設定画面と合わせて、リマインダ配信の発動方法を解説します。
1. 手動でリマインダを開始させる方法
(1) 友だちリストから、手動でリマインダを開始したいお友達を選択します。
(2) お友だちを選択後、リマインダをクリックします。
(3) 作成したリマインダ配信とゴール日時を設定します。
(4) 設定内容をプレビューで確認します。
内容に間違いがなければ登録します。その後、リマインダ配信が開始されます。
※注意
タイミング:(開始時)にメッセージの配信やアクションを設定している場合、リマインダ配信の登録後すぐに配信が始まります。
複数人のお友だちを一括操作したい場合は、友だちリスト画面から複数選択をします。
選択したまま、下にスクロールすると、【友だち一括操作】の設定画面が出てきます。
ここでも同じように、開始させるリマインダを選び登録すると設定完了です。
2. お友だちのアクションをきっかけにスタートさせる方法
LINE登録時や回答フォームへの回答後など、お友だちのアクションをきっかけに、リマインダ配信を発動させることも可能です。
今回は回答フォームへの回答後、リマインダが開始されるよう設定していきます。
(1) まずは回答フォームを設定します。
(2) 回答フォーム設定後、下部の【回答後アクション】をクリックします。
(3) 回答フォームと紐付けたいリマインダを選択し、【この条件で決定する】をクリックすると、登録完了です。
まとめ
今回は、Lステップの基本機能であるリマインダ配信について解説しました。
リマインダ配信を上手く使えば、お友だちとの距離を縮めることができ、長期的な関係の構築に繋がります。
予約忘れやドタキャン、期日のあるキャンペーンの参加率の向上などのお悩みは、リマインダ配信の導入で解決できるかもしれません。検討してみましょう。

- うまく設定できない
- リマインダ配信を導入しても購入率が変わらない
など効果が感じられない場合は、他の設計部分に問題があるかもしれません。
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