Lステップは有料アカウント契約数2.5万件を突破し、多くのユーザーに支持されているツール。
Lステップの活用次第では、新規顧客の獲得だけではなくリピート率向上や売上アップも期待できます。
うまく活用するために大切なのは、より多くの事例を知ること。
そこで本記事では、8つの業種別にLステップの活用事例を紹介します。
相性のよい業種も合わせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 業種別Lステップの活用事例
- Lステップと相性のよい業種
【業種別】Lステップの活用事例を8つ紹介
ここでは、8つの業種別にLステップの活用事例を紹介します。
知っている事例が多いほど自分のアカウントへ応用できるので、参考にしてみてください。
①オンラインサロン
Lステップ導入の目的がオンラインサロンへの誘導の場合「リッチメニュー×診断機能」が役立ちます。
リッチメニューとは、 LINE公式アカウントのトップ画面下部に表示されているメニューのこと。
サロンへの誘導にリッチメニューを活用するメリットは、以下のとおりです。
- サロンのメニューを顧客へわかりやすく伝えられる
- 複数のアクションを1枚の画面上で完結できるので、顧客が操作しやすい
- 顧客主導でタップするため、興味のある情報のみを提供できる
リッチメニュー内に、ゲーム感覚で楽しみながら回答できる「診断機能」を設置するのもおすすめ。
診断機能を用いると、顧客が興味のある分野を絞れるため、一人ひとりに合った情報を届けられます。
この仕組みを取り入れて、スクール参加者が過去の1.4倍に上がったり、SNSで話題をよんで多くの人にシェアされたりしたアカウントも。
リッチメニューによる吹き出し表示は、配信通数がかかりません。
サロンの内容を詳しく説明できてこそ入会の流れがスムーズになるため、リッチメニューをうまく活用しましょう。
Lステップのリッチメニューの設定方法を知りたい方は、こちらの記事を合わせて読んでみてください▼
②観光(行政)
LINEで観光PRをしたいときには、Lステップの「シナリオ配信」を活用しましょう。
友だち追加の際、シナリオ配信内にアンケート機能を設定すれば、回答してくれた人の属性や興味のあることを把握できます。
観光したい理由は、顧客によってさまざまです。
- 一人旅で各地を回りたい
- カップルで旅行をしたい
- 子どもを楽しませたい
アンケート結果をもとにシナリオ配信を進めれば、顧客のニーズに合った情報配信ができるので、観光地への関心を高められるでしょう。
一人ひとりの関心に合わせた配信は、アカウントのブロック率低下にもつながります。
③健康飲料
Lステップの活用には、商品のリピーター獲得や売上アップの効果が期待できます。
リピーターの獲得には、プッシュ型の配信をおこないましょう。
Lステップには、顧客がLINE画面の情報をタップした回数を図れる「スコアリング」機能があります。
リアクション頻度の高い顧客にのみ個別のメッセージを送ることで、注文件数が圧倒的に伸びた企業も。
さらに、プレゼントのような「お楽しみ企画」を配信内に取り入れることもおすすめ。
顧客を満足させる企画を設けると、アカウントのファン化が進み、購入や反応率を上げられるでしょう。
④人事採用
応募者の情報管理が必要な人事採用にも、Lステップがおすすめです。
採用におけるエントリー者の情報は、一つの画面でまとめて管理できます。
また、Lステップのチャットボット機能も併用すれば、応募者からの質問にもタイムリーに回答可能。
採用担当者にとっても対応に時間を要することなく、業務の効率化につながります。
エントリーの前に企業理念を配信すれば理解も深められるので、応募者と企業の「価値観の一致率」が高まるでしょう。
⑤くだもの農園
収穫量に合わせた販売促進の活動にも、Lステップが有効的です。
リッチメニューを活用して、以下の内容を設定するのもよいでしょう。
- 商品の説明
- 購入先の画面
- 購入後の保管方法
- 購入後のアレンジレシピ
ただ単に購入を促すだけでなく、購入後のサポートまでおこなえば顧客も満足できるはず。
ブログやSNSで「プレゼントキャンペーン」のようなお得な情報を流すと、LINE公式アカウントへの流入もスムーズになるでしょう。
⑥美容室
美容室にLステップを導入すると、利便性の向上につながります。
以下の内容が、すべてLINEのみで実施可能。
- カットの予約
- スタイリスト情報の集約
- 希望のヘアスタイル検索
- ポイント制度
- 店舗情報
シャンプー・コンディショナーやスタイリング剤など LINEから購入できる仕組みも作れば、収益アップが見込めるでしょう。
さらに、LステップではGoogleカレンダーと連携をして、従業員のシフトを組める設定も可能です。
詳しい設定方法は、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください▼
⑦D2C(ネット通販)
LINE経由で商品販売を実施する際にも、Lステップが役立ちます。
商品を購入してもらうには、顧客とのコミュニケーションが大切。
顧客と親密な関係を築くために、アンケート機能を活用して、回答者にクーポンをプレゼントするのがおすすめです。
アンケートは顧客と簡単にやり取りができるだけではなく、商品の認知拡大にもつながります。
気になる商品を見つけた顧客は購入サイトへ飛ぶ可能性が高いので、ぜひLステップを取り入れてみてください。
⑧大学部活・英語スクール
教育系でのLステップ活用方法は、以下のとおり。
- アンケート回答により、個人のレベルに合わせたリッチメニューの配置
- 学習方法やトレーニング法の紹介
- LIVEレッスンへの誘導
- イベント情報の配信
- 役立つツールの販売
ニーズに合わせてリッチメニューが変更できるのも、Lステップの魅力のひとつ。
Lステップのリッチメニューは、1つのタブに最大20個のボタンを設置できます。
1つの画面に欲しい情報がすべて集約されているので、顧客へのサポート体制が整い、満足度の向上も期待できるでしょう。
Lステップと相性のよい業種
Lステップを導入すべきおすすめの業種を紹介します。
以下に該当する業種は、Lステップと相性がよいと考えられるでしょう。
- BtoC(Business to Consumer)
- 顧客にとって身近な存在
BtoCとは、企業が個人の顧客にモノを販売するビジネスモデルのこと。
私たちが普段から利用する施設や店舗の多くが、BtoCに該当します。
- 飲食店
- スーパー
- ショッピングモール
- ドラッグストア
つまり、ほとんどの企業や個人がLステップと相性がよい業種と言っても過言ではありません。
LステップをLINEビジネスに活用すると、以下のような効果を期待できます。
- ユーザーの属性やニーズをキャッチできる
- 顧客データが一覧にまとまっていて管理しやすい
- セグメント配信により、友だちを絞ってメッセージを届けられる
- 無駄な配信コストを削減できる
- ブロック率が下がる
- ファン化につながる
ユーザーからの質問に対して、一つひとつ手作業で返信していた人にとっても、自動応答機能により手間を省けます。
お互いにストレスのない、スムーズなやり取りも可能です。
【まとめ】事例を参考にLステップを活用しよう
本記事では、8つの業種別にLステップの活用事例を紹介しました。
Lステップの活用次第では、無駄な業務コストを抑えるだけではなく、効率のよい集客や収益アップも期待できます。
さまざまな機能を組み合わせて、顧客のニーズに合った配信をすることで、ブロック率低下かつリピーター獲得にもつながるでしょう。
しかし「自分でLステップを使いこなすのは難しい…」と感じている方もいるのではないでしょうか。
効率よく、成果の出るLステップを活用したい方は、専門家による構築がおすすめです。
弊社でもLステップの構築代行を承っていますので、お気軽にご相談ください。