LINEの月間利用者は年々増え続け、現在約9,600万人(2023年12月時点)ととても大きな市場になっています。
大きな市場となる公式LINEを最大限に活用するには、「友だち登録」を増やさないとはじまりません。
どうしたら「友だちを効率的に増やせるか」「ブロックされない工夫はないか」とアカウント運用の上手な使い方に頭を悩ませていませんか。
この記事では、公式LINEに実装されている機能を有効に利用して、友だちを増やしながらブロックされにくい定期配信のコツをお伝えします。
- 友だち数の増やし方
- ブロックされにくい配信方法
公式LINE上手な使い方
公式LINEを活用するには、友だち登録数を増やすことからはじめまましょう。
友だち登録数が増えるにつれ、集客から見込みになる可能性も広がります。
友だちを効率的に増やす
公式LINEを開設した後は、友だちを増やさないとその後の運用が成り立ちません。
- HPやSNSで案内(誘導)する
- 公式LINEの広告を利用する
HPやSNSで案内する
HPやInstagram、facebookを運用されている場合は、「友だち追加ボタンやQRコード」の設置は自然流入を促す効果的な手段です。
友だち追加ボタンやQRコードはWebの管理画面から簡単に発行できます。
友だちを増やす手段として、ぜひ取り入れてみてください。
管理アプリ(APP)
QRコードは店舗内ポスターのダウンロードも可能です。
レジの前など目立つ場所に設置してその場で登録を促しましょう。
詳しくは、LINEヤフーforBusiness内の「友だち追加ガイド」で確認してみてください。
画像はアプリ版を掲載してますが、Web版もあるためPC操作でも発行できます。
LINE広告の友だち追加広告を利用する
最短5分で掲載できる「友だち追加広告」の機能を使い友だちを効率よく増やすことが可能です。
「友だち追加広告」を使うとターゲットを絞って友だちを増やせます。
「エリア」「性別」「年齢」「興味関心」を選択して広告を掲載するだけです。
直接アプローチができるため、関心の高い友だちを増やしやすい特徴があります。
LINE広告は有料で「広告アカウント」と「広告(クリエイティブやランディングページ)」の観点から審査があります。
◾️広告を掲載できる場所は下記の5つです。(2023年12月末時点)
広告にかかる費用は、目的にあわせて3パターンから選択ができます。
詳しくは、LINEヤフーforBusiness内の「LINE広告の費用ガイド」で確認してみてください。
友だち分析で行動を把握する
公式LINEは、友だちの属性(エリア、性別、年齢)や登録数の推移と反応率のデータを確認できます。
ブロックされた数値も確認できるので、配信内容とターゲット層がズレていないか分析して、改善しながら新たな友だちを増やしましょう。
- LINE登録者と狙うターゲットはあっているか
- メッセージ配信をしてから開封率とクリック率はどうか
- LINE登録後のブロック率はどうか
メッセージを送信した後は、開封率やクリックされた数値から興味や関心を把握できます。
また、ブロック率は平均20~30%といわれているため、アカウントの数値と比較しながら配信する頻度やメッセージの内容を見直しするといいでしょう。
公式LINEをブロックされにくい定期配信のコツ
ここまで友だち登録の話をしてきましたが、ここからは公式LINEをブロックされないためのコツをお伝えします。
友だち登録してくれた方を今後の見込みとしてしっかり掴んでおきたいですよね。
「配信内容」「頻度」「通知オフ」を案内する
初回のあいさつメッセージで、案内するといい内容があります。
- どんな配信内容なのか
- どのくらいの配信頻度なのか
- 煩わしい場合は「通知オフ」ができる
受け取る側は事前に把握できると安心感が湧き、同時に「通知オフ」の案内もしておくと、「ブロックしよう」という選択肢を減らせます。
「通知オフ」について
「通知オフ」に設定すると通知はされません。 メッセージ自体は届いているので、好きなタイミングで確認できるため通知のストレスを減らせます。 |
絞り込みした対象にメッセージを配信する
欲しくない情報がたくさん送られると、配信を受ける側はストレスに感じる場合があります。
公式LINEにある機能の絞り込み配信は、友だち登録が100人以上の場合に限り「性別・年齢・居住エリア」で絞り、関係性の高い方に配信できる方法です。
「通知オフ」も受け取り側のストレス軽減に有効ですが、関連性の高いメッセージだけを届ける方法もブロックされる機会を抑えるいい手段です。
ユーザー属性に合わせてセグメント配信する
セグメント配信は、拡張ツールを使いユーザーのカテゴリー別にメッセージを配信する方法のことです。
絞り込み配信に似ていますが、「運営側が選択できる」という点でさらに受け取る側に立った配信ができるでしょう。
公式LINEでは、性別や年代、居住地の「みなし属性」で分類されるため正確さではやや不十分な情報です。
◾️公式LINEと拡張ツールの配信機能の違い
公式LINE | 拡張ツール | |
絞り込み配信(セグメント配信) |
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配信後の確認 |
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配信の制限 |
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拡張ツールを活用したセグメント配信では、アンケート回答やクリック率のデータから1名ごとに個別配信が可能です。
絞り込みの内容も「どこの・だれに・どんな傾向があるなど」より詳細に分けられることが最大の特徴になります。
拡張ツールの中でも特に相性のいい「Lステップ」を導入して、配信のみならず詳細な分析も簡単にデータ化できます。
気になる方は、下記のボタンから認定サポーターへ聞いてみましょう。
【まとめ】受け取る側のストレスを考えて内容・設定を工夫しよう
ここでは、公式LINEを上手な使い方やブロックされにくい定期配信を紹介してきました。
上手な使い方では、公式LINEの開設後に実施するところから受け取り側に立った配信を心がけましょう。
友だちを増やしながら、ブロックされにくいアカウント運用を実現できます。
ブロックされることでその先の課題が見つかる可能性も大いにあります。
なぜブロックされたかを把握し、メッセージの内容や配信する頻度、時間帯に問題ないかを検証してみましょう。
より細かな分析に基づく配信設定で、見込みにつなげるチャンスも出てきます。
全てをマイナスに捉えず根気よく分析と改善を繰り返し、ブロックされにくい公式LINEの運用につなげましょう。
どうしても、運用に行き詰まってしまう時には、初期設定や構築をサポートする構築代行に任せるという選択もできます。
専門のサポーターが最適なLINE構築をしてくれますよ。
わからないことがある方や気になる方は、お気軽にご質問ください。