Lステップの料金は3つ!プラン別の機能や選び方のポイントを解説

LINE公式アカウントと併用することで、機能や分析力を拡張できるツールが「Lステップ」。

マーケティング自動化の仕組みを構築するため、今や多くの企業や個人事業主がLステップを導入しています。

 

「これからLステップを始めたい!」
「でもどのプランを選んだらよいか、わからない…。」

基本機能や追加機能の内容、さらに費用対効果も気になるところですよね。

 

そこで今回は、Lステップのプランと選び方のポイントを解説します。

Lステップで事業課題の解決や成約率・購入率のアップにつなげられるよう、最適なプラン選びの参考にしてみてください。

 

本記事の内容
  • Lステップとは
  • Lステップの料金プラン
  • 基本機能とサポート体制
  • 追加機能の効果
  • 料金プランの選び方

 

LINE公式アカウントとは違う!Lステップとは?

中小企業のさまざまな事業課題を解決に導いてくれるのが、Lステップ。

LINE公式アカウントの機能を拡張したB2C向けツールです。

LステップはMA(マーケティングオートメーション)ツール、つまり顧客管理や教育といったマーケティングの施策を自動化してくれるというもの。

 

売上ダウンやCRMの改善・LTVの向上といった、中小企業によくあるお悩みに対応できます。

2023年1月期、日本マーケティングリサーチによる指定領域における市場調査で、累計導入社数が2年連続で1位という実績もあります。

基本料金は3種類!大量配信向けプランもあり

Lステップには3つのプランがあり、それぞれにどのような違いがあるのかを解説します。

 

    スタートプラン

    月額2,980円(税込)のスタートプランは、以下に該当する方におすすめ。

    • これから配信を増やしていきたい
    • 小規模のプロモーションを考えている

     

    15個以上の基本機能とサポートが付いており、月に5,000通までのメッセージ配信が可能です。

     

    以下の記事では、スタートプランに向いている人の特徴を解説。

    自分のアカウント運用方針に当てはまるか、ぜひ確認してみてください。

    スタンダードプラン

    スタンダードプランには、基本機能に加えて以下の機能が追加されます。

    • リッチメニュー
    • URLクリック測定
    • コンバージョン
    • サイトスクリプト

     

    月額利用料金は21,780円と、スタートプランから価格は上がりますが、月間配信数が3万通までと一気に上限数もアップします。

    分析・測定機能が追加されているので、本格的にLINE配信を利用したい、顧客のニーズを知りたい方におすすめです。

     

     

    プロプラン

    スタンダードプランの機能に加え、以下4つの機能が追加されたプロプラン。

    • アクション管理
    • クロス分析
    • 流入経路分析
    • スタッフ権限設定

     

    月額は32,780円(税込)で、月間配信数は5万通までと、大量配信をしたいならプロプラン一択となるでしょう。

    分析機能もスタンダードプランに比べて充実しているため、ユーザーのニーズをより正確に把握できます。

     

     

    プロプランの特徴や導入の効果を以下の記事で解説していますので、あわせて読んでみてください。

    大量送信プラン

     

    10万通プラン 30万通プラン 50万通プラン 100万通プラン
    月額利用料金 8万7,780円 13万1,780円 14万2,780円 19万7,780円
    月間配信数 10万通まで 30万通まで 50万通まで 100万通まで

     

    月に5万通を超える配信数の場合には、配信数別の従量課金パッケージプランが用意されています。

    大量送信プランはすべての機能が使えるため、大規模なプロモーションで活用したい企業にピッタリです。

     

    課金のタイミングは、申し込み時点から。

     

     30日間の無料期間中に大量送信プランへアップグレードをすると、利用料金がかかるので注意しましょう。

     

    以下の記事では、大量送信プランについて詳しく解説。

    LINE公式アカウントと併用した際の合算金額も紹介していますので、料金シミュレーション時の参考にしてみてください。

    すべてのプランに共通する基本機能とサポート体制

    Lステップのすべてのプランには、多くの基本機能が備わっています。

    【基本機能】

    チャット、個別トーク、シナリオ配信、一斉配信、セグメント配信、キーワード応答、テンプレート、回答フォーム、リマインダ配信、タグ管理、友だち情報欄管理、カスタム検索管理、予約管理、アクション管理(スケジュール実行なし)、データ移行、通知機能、オペレーター機能

     

    さらに、各顧客に合わせた情報発信ができる機能が満載。

    • 「シナリオ配信」・・・事前に設定したタイミングでメッセージや画像を配信できる
    • 「セグメント配信」・・・友だちのリンククリックといったアクションに応じて正確に属性を設定し、見込み客に絞った配信ができる
    • 「タグ管理」・・・友だちをグループ分けするために性別・年代・興味など、自由に「タグ」を作成し、対象者を絞ったメッセージ配信ができる

     

    上記は一例ですが、これほどの基本機能が揃っていれば、初めて利用する方や試してみたいと考える方には十分でしょう。

    また、Lステップ導入前には、説明会や無料の個別相談に参加できます

     

    さらには、以下2つのサポート体制を取り入れているため「使い方がわからない…」という不安も解消されるでしょう。

    • 「スポットコンサル 60分」・・・利用者に合わせたアドバイスを毎月1回無料で実施
    • 「チャットサポート」・・・無制限で利用可能

    スタンダードプランとプロプランの追加機能と効果

    スタンダードプランとプロプランの追加機能を活用することで、どのような効果を得られるのでしょうか。

    ここでは、追加機能の中でも特におすすめの機能を3つ紹介します。

     

      リッチメニュー

      タップしたときに反応する箇所を最大20個まで、サイズと位置を自由に配置できるリッチメニュー。

      LINE公式アカウントのトーク画面を開いたときに、下部分に表示されたメニュー表を見た記憶がありませんか?

       

      リッチメニューを活用すると、友だちごとに合わせたメニューの出し分けができます。

      タブ分けをして、顧客のタップに応じて複数のリッチメニューを切り替えるといった応用的な使い方も可能。

       

      別コンテンツへの誘導につながったり、URLのクリックやページのアクセスでメニューが切り替えられたりと、ターゲットの行動を促す効果があります。

      流入経路分析

      友だち追加に至るまでの経路を分析できる、流入経路分析。

      流入経路は、YouTubeやTwitterのようなSNSから店頭の広告とさまざまです。

        各SNSからの流入数が可視化されたら、どこに注力すべきか判断ができます

         

        【流入経路の例】

        • YouTubeからの友だち登録者数 → 5人
        • Twitterからの友だち登録者数  → 50人

        「広告費を無駄にしたくない」と考えるのであれば、Twitterでの情報発信に力を入れるはず。

         

        以下の記事では、流入経路分析の使い方を解説しています。

        活用することで得られる4つの効果も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

        スタッフ権限設定

        アカウントを複数のスタッフで管理したり、個別に操作権限を設定したりできる、スタッフ権限設定。

         

        • 《管理者》→すべての操作が可能(※管理者は1人のみ)
        • 《副管理者》→すべての操作が可能
        • 《運用者》→LINE公式アカウント設定・スタッフ設定・データ移行以外の操作が可能
        • 《一般》→設定された操作のみ可能

         

        Lステップの運営をほかの社員や外注をしている場合に、操作の範囲を指定できます。

        スタッフ権限を設定して外注先にアカウント運用を任せられると、ほかの仕事にも手が回る余裕が生まれるでしょう。

        料金プランの選び方

        料金プランは月々の固定費となるため、機能面だけで選ぶのではなく、無理のない目標売上や見通しを立てることが大切です。

        料金プランを決めるにあたり、どのように選ぶべきかの目安を解説します。

        目標にする売上やサービス規模の大きさ

        目標としている売上をベースに、費用対効果が感じられるかを検討することから始めましょう。

        サービス規模が大きくなるほどに、プランをグレードアップする必要があります。

         

        ですが、Lステップのプランにはダウングレードができないものも

        導入を悩むなら、ワンランクダウンしたプランから始めることも選択肢の一つです。

        基本の3プランには30日間の無料期間が設けられているので、期間中に「自社の目的に合っているか」を確かめるのもよいでしょう。

         

        Lステップのプラン変更方法については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

        https://line-mado.com/lstep-planchange/

        配信数

        プランごとに配信数の上限は決まっているため、メッセージ配信数によって選ぶブランも変わります。

         

        複数のコンテンツを提供したい場合には、リッチメニューの活用がおすすめ。

        リッチメニューは、スタンダードプランから利用できます。

        配信通数を使わずに顧客自らのアクションを期待できるので、活用を考える際はスタンダードプラン以上を選びましょう。

        管理者の人数

        小規模なプロモーションであれば管理人は一人で十分ですが、サービス規模が大きくなるほどに運営に携わるスタッフも多くなるでしょう。

         

        たとえば、美容室やジムといった予約管理を必要とする事業の場合。

        顧客の予約状況や従業員のシフトを管理者一人が担うのは大変です。

        管理・運営する人数が多い場合には、スタッフ権限設定の機能が付加されているプロプランを選ぶとよいでしょう。

         

        Lステップでは、Googleカレンダーと連携して予約やシフト管理を楽にする設定ができます。

        詳しくは以下の記事で解説していますので、あわせて読んでみてください。

        Lステップの活用は料金プラン選びがポイント!

        今回は、Lステップのプランや機能・選び方のポイントを解説しました。

        自社のサービス規模の大小だったり、得られる効果や目標だったりを見込んだうえで選ぶのが、最適なプラン選びにつながります。

         

        しかし「自社に合ったプランを選べるか心配…」と悩む方もいるのではないでしょうか。

        そのときには、成果達成までの最短ルートを構築する、Lステップ構築代行の利用も併せて検討しましょう。

        全体の構築はもちろんのこと、運用のサポートから代行まで、トータルでのコンサルティングを依頼できます。

         

        見込み客が可視化でき、ターゲットを絞ってのアプローチが可能なLステップで、配信コストの削減と売上アップにつなげましょう。

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